2025年11月15日(土)14:00-16:30、本校生徒9名、札幌東高校の生徒1名及びフィリピン姉妹校CARCの生徒2名及びバングラデシュ高校生1名が参加して、3回目となる「Environmental talks with future generations」を実施しました。
今回は、前回に引き続き「生物多様性の損失と保全」がテーマでした。前回は生物多様性の問題全般について学びましたが、今回は、ロヒンギャ難民キャンプを設置するために大規模に森林を伐採したバングラデシュ東部を事例に、「環境に優しい難民キャンプはどのようであるべきか?」を考えながら、失われた多様性を回復するには具体的にどのような配慮や科学の手法(例:リモートセンシング技術)が必要なのかを学びました。
参加した生徒たちは今回の事例検討を通じて、地理的な隔たりを超えて環境問題への意識を広げる必要性を痛感しました。また、生物多様性の損失という複雑な課題の解決には、単なる技術的な対策だけではなく、政治経済的な視点からの根本的な解決策と、さまざまな関係者との連携が不可欠であることを学ぶ良い機会となりました。




