ABROAD

留学支援

「世界に羽ばたくことの意義」
札幌日大はどこよりも大切に考えています。

 本校では、開校10周年記念事業としてオーストラリアの3校と姉妹校提携をしました。現在では中国に2校、大韓民国1校も加わり、短期・中期・長期の留学生派遣・受け入れといった交流事業を行っています。また、日本大学の提携校であるイギリス ケンブリッジ大学にて実施される「日本大学付属高校語学研修プログラム」に毎年5名を派遣しています。そのほか、自治体や民間企業などの主催する留学プログラムにも参加支援しています。
海外において、異文化に触れ、今の自分を見つめ直すことで、ひとまわり大きくなった自分を感じることができるはずです。

海外留学制度を利用し、300名以上の生徒が貴重な留学体験をしています。

What's New新着情報

豊富な留学の機会

 本校の留学は、姉妹校における2~4週間ほどの短期研修を定期的に行ってるほか、政府・自治体・企業が主催する無償のまたは費用支援がある留学制度にも積極的に応募し、毎年多くの生徒が貴重な海外体験をしています。

 留学中は、所定の手続きを取れば欠席にはなりませんが、期間によっては自分で学習の遅れを取り戻すことが大切になります。時期や期間を工夫して多くの生徒が留学に挑戦しています。

定期的に募集するもの

  • オーストラリア短期研修(2〜4週間)
  • ケンブリッジ大学研修(約4週間)
  • 仁川(韓国)青島(中国)短期研修(2週間程度)

不定期で無償・支援があるもの

  • トビタテ留学JAPAN
  • イオン1%日中高校生アンバサダー事業
  • かめのり財団による留学

留学支援の内容紹介

トビタテ!留学JAPAN

日本代表プログラムの派遣留学生として、2019年度には全国最多となる15名が本校から採択されました。

※トビタテ!留学JAPAN…文部科学省と民間企業からの支援により、官民協働で取り組み、将来世界で活躍できるグローバル人材を育成することを目的とした留学生支援プログラムです。

オーストラリアの姉妹校への短期留学

本校はオーストラリアの3校と姉妹校提携を結んでいます。短期の留学生の派遣や相手校からの生徒の受け入れなど、様々な交流事業を行っています。

ナサリアセカンダリーカレッジ
ナサリア/ビクトリア州

へイルベリーカレッジ
メルボルン/ビクトリア州

イラワラグラマースクール
ウーロンゴン/ニューサウスウェールズ州

日本大学A提携校、ケンブリッジ大学での語学研修

日本大学の提携校であるイギリスのケンブリッジ大学ペンブルック・カレッジにて実施される17日間の「日本大学付属高校イースタープログラム(3月)」に3名、「日本大学付属サマープログラム(7月)」に2名の生徒を派遣しています。

ケンブリッジ大学
ペンブルック・カレッジ
ケンブリッジ/イングランド

交換留学の例

 姉妹校で2~4週間ほどの研修を行っています。毎年多くの生徒が貴重な海外体験をしています。

※このほか、日本大学の提携校ケンブリッジ大学ペンブルック・カレッジでの語学研修(17日間)にも毎年5名(春3名・夏2名)の生徒を派遣しています。

外部機関と連携した留学支援

企業や各種団体と連携して、これまでロシア・サハリンやカナダなど様々な国への短期留学支援を行っています。情報の提供はもちろん、選考を突破するためのサポートを教員が行い、生徒の夢の実現を後押ししています。

留学生の声

  • ケンブリッジ大学イースタープログラム研修
  • トビタテ留学JAPAN(アメリカ マサチューセッツ州へ留学)
  • オーストラリア語学研修(イラワラ・グラマースクール,ヘイルベリー・カレッジ)

 この学校には、たくさんのチャンスが転がっています。海外に興味があるひとは、色々な留学制度が背中を押してくれ、アジア・欧米・欧州に限らず、たくさんの国や地域へ成長しに行くことができます。

私は、在学中に3度海外留学を経験させていただきました。この経験から大切なことを2つ見つけました。

1つ目は、コミュニケーション力です。

 言葉が伝わりづらい環境の中、どうにか相手に自分の気持ちを伝えるため、試行錯誤して会話を交わしたり、初めて会う人と交流を深め、一緒に目標を達成させることが出来ました。その新鮮な体験の中から、人との関わり方と自己表現の仕方を学びました。
2つ目は、たくさんの友達に出会えたことです。
その人脈は、たくさんの国に渡り、自分を成長させてくれたとても大切なものです。
現地の学生、教授、他国から来た留学生や、日本全国の同じ志を持った高校生との交流からたくさんの刺激を受け、留学後この先ずっと高め合える良い関係を築けました。
このような体験から、留学の中でたくさん刺激を受け、チャレンジして自己成長できました。

プレミアSコース(31期生)
  • トビタテ留学JAPAN(エクアドル サンクリストバル島に留学)

 

私が行ったサンクリストバル島は、世界自然遺産に登録されているガラパゴス諸島の中の一つです。私がガラパゴス諸島を選んだ理由は、以前危機遺産リストに登録されたことがあることや様々な固有種が生息していること。さらに、野生動物と人間の距離が近いことです。固有種と共存して生活しなければいけない島民の方は、どのように生活しているのか、野生動物との境界線はどのようになっているのかを学びたいと思いました。

野生動物と共生している島は、動物中心でした。ビーチと街の間や、家の周りには柵を設置することや、ゴミ箱を高い位置に設置して人間と動物の境界線を明確にしていました。北海道でも、人間が大きく変わる必要があると強く思いました。

私は今回の留学で環境のことだけではなく、言語についても今後大切になることを学べたと思います。英語圏の地域でなかったことから、英語が全く通じず、英語の概念が変わった、といえば大げさですが英語に対しての考えが大きく変わりました。ここだけでは書ききれないほど、たくさんの貴重な経験ができました。

中高一貫コース(13期生)
  • トビタテ留学JAPAN(エチオピア・アディスアベバで国際ボランティアを体験)

私は今回の留学で、エチオピアの首都アディスアベバに4週間行き、子供のケア&コミュニティのボランティアを行いました。前半の2週間は、午前中には小学校で英語や算数の授業を行い、午後には保育園のテーブルのペイントを行ったり、アルファベットのポスターを作成しました。後半の2週間は、午前中は前半と同じ小学校でペーパークラフトや日本のあそびの授業を行い、午後は別の小学校で他のボランティアの方が行う英語の授業のサポートをしました。授業はもちろんですが、ゲームやスポーツ、企画した自主活動(主に日本の遊び)も通してたくさんの子供たちと交流することができ、子供たち一人一人に寄り添って心の支えになれるように努めました。

 私の将来の夢は、子供たちの未来の可能性を広げることのできる教師になることです。この留学のボランティアの経験で、自分がおかれている生活や環境とほぼ対照的な現場で活動したことで貧困問題の深刻さや教育の格差を実感できたので、その格差を是正していくためにこれから自分がどのような経験を積み、知識や技術を習得していくべきなのかを考えたいと思います。そして、今の自分にできることは全力でしていきたいです。講演やSNSでの発信を継続していくことでより多くの人々の問題意識を啓発し、実際に支援活動に参加する人を増やしていきたいと思います

特進コース(31期生)