2025年10月25日(火)15:00-16:30、駐日バングラデシュ人民共和国大使 ムハンマド・ダウド・アリ閣下が本校を訪問されました。
大使は、本校のSSH及び本校がこれまで行ってきたバングラデシュの高校(ラジュクウッタラモデルカレッジ (RUMC))との科学交流について説明を受けました。その中で大使からは、これまでに本校がさくらサイエンス事業を活用して両国の交流に貢献したことについてあらためて感謝の言葉をいただきました。
その後大使は、本校科学部の部員と交流を行いました。部員から廃棄ペットボトルから3Dプリンター用のフィラメント(造形用の材料)を作成する装置づくりの研究と、火星模擬環境下における大豆の生育可能性についての研究について説明を受けると、装置そのものの作成方法や栽培に用いた土の成分などについて、とても興味深げに質問をされていました。装置作りの研究では、一部の部品作成を海外に頼んだということを知り、「No.1の技術立国復活を目指すためにはすべて純国産にしないとね!」と、にこやかにコメントしてくださり、日本を応援してくれている大使のお気持ちが伝わってきました。



科学部との交流後、大使は本校とこれからの交流事業を継続・発展させるための課題及び解決策について本校の学校長と協議を行いました。この協議の中で、これからの交流事業をどのように発展させていけばよいかなどについて活発な意見交換が行われ、友好的なムードの中、協議を終えることができました。

