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イオンワンパーセントクラブ・ティーンエイジアンバサダー日本プログラム③

2025.07.22

 プログラム5日目はホスト生徒の学校への訪問です。湖南師範大学附属中学の生徒は前日からホスト生徒家庭でのホームステイを開始し、ホスト家庭でそれぞれの時間を過ごしました。朝元気に登校した両校生徒は歓迎セレモニーに臨みました。吹奏楽部による歓迎演奏の後、浅利剛之校長の中国語による歓迎の挨拶に感動した様子でした。1年9組濱田実華さんの中国語と英語による歓迎の言葉があり、湖南師範大学附属中学の生徒はこの日のために練習してきた伝統舞踊を現地の衣装で披露してくださいました。双方の学校の生徒がお互いの想いの強さを相手に伝える素晴らしいセレモニーとなりました。その後、本校中学3年B組と英会話同好会主催のスカベンジャーハントを楽しみ、ホスト家庭が用意してくれた昼食を楽しみました。午後は本校が誇る剣道部、茶道部による体験活動を行いました。日本の伝統文化を本校で体験できたことにとても喜んでいる様子でした。授業体験ではホスト生徒のHRに参加し、クラスメイトと親睦を深めて学校訪問を終えました。

 6日目はホスト生徒のプロデュースによる活動日ですが、ほとんどの生徒と引率の先生方、また同行している中国:湖南省政府関係者の皆様は本校が出場する第107回全国高等学校野球選手権南北海道大会準決勝の試合(エスコンフィールド北海道)の応援に参加されました。中国の生徒・政府の方からは「札幌日大の生徒の一体感に感動した」「中国ではできない素晴らしい体験だった」という感想がありました。この日の夜は活動報告会・夕食会が行われ、この日本プログラムが日中友好にどれほど有意義な活動であったかが確認されました。翌日は中国の皆さんの帰国の日です。新千歳空港には多くの生徒が見送りに来て別れを惜しみ、10月の中国プログラムでの再会を約束していました。

 日中の高校生が表敬訪問、歴史文化活動、交流活動を通して親睦を深め、未来の両国関係の礎を作るこのプログラムを通し、本校生徒は大変多くの学びを得ることができました。主催のイオンワンパーセントクラブをはじめ、両国政府、自治体、関係各位やホスト家庭の皆様他、このプログラムに関わってくださったすべての皆様に感謝を申し上げます。10月には中国プログラムで北京市政府や中国外交部、長沙市政府などを訪問する予定です。このプログラムをさらに有意義なものにするために準備に努めたいと思います。