新着情報

「知財力開発支援事業」に参加し、知財学習に関するモデル校になります。

2023.07.01

 2023年6月30日(金)、本校会議室において「知財力開発支援事業」説明会に本校教員2名がオンラインで参加しました。この事業は、経済産業省が所管する独立行政法人工業所有権情報・研修館(INPIT)が特許や商標、著作権に関する知財学習の取組を支援するものです。これまで高等専門学校などを対象としていたものを今年度から普通科高校に拡大して実施するものです。

 本校は、創造力の伸長に焦点を当てた学校設定教科「未来創造」を今年度から本格的に実施しています。このプログラムには、日常生活の中から、様々な方策を通してアイデアを発想するトレーニングを行うものです。この時間に、特許や著作権などに詳しい専門家を迎えて特許侵害や権利侵害について学ぶとともに、逆にどのような特許があるのかを知ることによって自分のアイデア発想に役立てようと計画しています。ここで生まれたアイデアは、単なる「発想」にとどまることがないように、可能な限りリサーチや実験を行って、該当する学会や様々なコンテストに応募することにより、社会に役立つ形に近づけたいと考えています。これからの社会人にとって、知財は学べば武器に、避ければリスクになる必須の知識になるものと本校では考えています。