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SSH地学フィールドワークを実施

2023.10.04

2023年9月23日(土)、SSH地学フィールドワークを行いました。この地学フィールドワークは、本校の土台となっている野幌丘陵のなりたちと支笏火山の活動史を実際の地層等を観察しながら探究的に学ぶものです。

 最初に立ち寄った北海道博物館では、私たちが住んでいる場所にどうしてキタヒロシマカイギュウが棲んでいたのか、西の里の丘陵地帯はどのようにしてできたのかなどの「問い」を得ることができました。

 その後、西の里砂採取場のクロスラミナや砂の観察、島松沢採石場跡での島松軟石及び火山灰層の観察、美々貝塚の露頭観察、苫小牧美沢の火山灰層の観察を行いながら、北海道博物館で見いだした「問い」をじっくりと観察事実と関連させながら考察し、4万年前から現在に至るまでの地域の地形の生い立ちを学んできました。西の里砂採取場では雨にあたり少々寒い思いをしましたが、それ以外のところでは、ちょうどよい気温の中で、充実した研修を行うことができました。