2019年10月17日(木) 15:45~17:15、北海道大学大学院工学研究院 エネルギー環境システム部門 エネルギー生産・環境システム分野 准教授 渡辺 直子 先生と日本原子力文化財団の永田夏樹さんが来校され、SSHの生徒を対象とした研修会(講義・実習)が実施されました。
目的は、講義・実習を通して原子力エネルギーや放射線に関する基礎知識を学ぶためです。放射線に関する課題研究に取り組んでいる生徒も含め、原子力エネルギーや放射線に興味・関心を持っている生徒13名が参加しました。前半45分の講義では、「放射線とは」から始まり、「放射線の利用」まで幅広い内容について丁寧な説明があり、先生との間で活発な質疑応答を行いました。後半の放射線遮蔽実験では、様々な線源や遮蔽板を用いて放射線量を実際に測定しました。教科書だけでは知り得ない数多くのことを講義・実習を通して体験し、学習することができました。
今回、渡辺先生による研修会に参加し、放射線に対する理解をさらに深めることができ、放射性廃棄物に関する関心および課題研究に取り組む意欲をさらに高めることができました。札幌日大高校 SSHは、引き続きこのような遠大で難しい地球規模テーマに挑戦していきます。
北海道大学 渡辺 直子 先生研修会「放射線の基礎と実習」
2021.03.15