医師・看護師などの医療職への進路を考えている生徒を対象に、外部講師に医療現場や最新の医学について話してもらう医学医療講座の今年度第1回目が、6月21日(土)に本校で行われました。
今年度第1回目の講師は、今年4月までは南極基地で、そしてこの5月からはJCHO北辰病院の外科診療部長でいらっしゃる寺崎康展先生にお越しいただき、ご自身の体験を元に「北海道の地域医療」のテーマでご講演いただき、参加者数は生徒と保護者を合わせて60名以上と、昨年度平均の1.5倍になりました。
内容は、稚内で勤務されていたときのことを題材に、時折4月まで勤務されていた南極での体験談も交え、具体的で興味深い内容をお話ししていただきました。
講演後の質疑応答でも活発に質問が出ただけでなく、会が終了しても個人的に質問や相談に行く生徒が大勢いました。
講演についての振り返り(感想)でも、「地域医療に興味はなかったけれど、講演を聞いて興味がわいてきた」「地域医療の課題点はざっくりは知っていたが、具体的に何が問題で本人たちが何を思っているのかを知れた」「地域医療はやりがいを感じる部分が多くなっていいなと思いました」など、前向きなものが多く見られ、北海道の医療を支える人材を育てたいとする本校MLPの考えがうまく伝わったのではないかと思います。
第2回医学医療講座は7月19日(土)、講師は札幌医科大学保健医療学部助教の阿部弥喜先生の「地域住民の健康を支える〜保健師・研究者の視点から〜」です。また多くの参加をお待ちしております。
※医学医療講座は、学校説明会などでも参加希望を受け付けております。興味のある方は、担当の中村雄一郎までお問い合わせください。



