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一貫コース高1 オーストラリア研修旅行5日目 2月10日(金)

2023.02.12

 さて昨日から生徒はホームステイ組とファームステイ組に分かれています。引率教員も二手に分かれていて、私はホームステイ組ということで姉妹校を訪問してHaileyburyの校長先生や担当先生への面会、そして一部の生徒の様子を見守る一日になりました。またファームステイ組は各家庭の中で今日から過ごすことになっており、再会してから内容を掲載したいと思いますのでご理解ください。
 我々ホームステイ組の教員は滞在ホテルよりタクシーで目的地のHaileybury Collegeへ向かいました。ここでHaileybury Collegeのことを少しご紹介します。この学校はCollegeとついていますが、幼稚園から高校まで生徒数が約7000人いる大規模で裕福な家庭の生徒が通う高校までの私立学校です。Collegeというのはこちらでは一般的に中学高校の名前で使いますが、Highschoolより格上の印象を付けるために少しかっこつけていると考えると理解しやすいと思います。またHaileybury Collegeはメインの大規模なKeysborough Campusを始め、自然豊かな内陸地に位置するBerwick Campus、ビーチ沿いの高級住宅地にあるBrighton、街中の都会型キャンバスのCity Campusがあります。その他にも中国にもキャンパスをもっているグローバルな学校です。外国語としてフランス語、中国語、そして日本語を学んでおりとても日本に友好的な学校です。この学校と本校は1997年に姉妹校提携をして26年目を迎えました。コロナ前までは毎年お互いホームステイをして交流を続けてきました。そして今回コロナ禍をのり越えてついに4年ぶりの交流が実現しました。校長先生へどうしても再開したいと手紙を送り、コロナが収まっていない中1番に外国から受け入れてくれました。感謝しきれません。校長先生と再会してコロナ禍での学校生活やお互いの国の様子を語り合い、夕食会でもたっぷり話をして友情を確認することができました。また他のHaileyburyの先生にも大歓迎され、お互いまた始められる思いを強くできました。やはり国際交流は素晴らしい。
 さて話を元に戻します。そのHeileybury CollegeのメインキャンパスであるKeysboroughへ他の教員たちと向かいました。約40分でキャンパスへ着き、まずは入校の登録や語学科の先生たちへの挨拶を済ませました。生徒たちはホストの生徒と一緒に登校してホスト生徒と一緒に授業を受けます。ちなみに本校の生徒のこの学校への受け入れは30家庭で、すべて日本語を学習している生徒がいる家庭でホストになってもらっています。その後、自由に見学していてよいということで、本校の生徒がどこで何をしているか探しに出かけました。図書館でホスト生徒と学習している生徒、外で談笑している生徒、数学や化学の授業のみならず、中国語の授業に参加している生徒もいました。休み時間になれば多くのHaileyuryの生徒に交わって思い思いの場所で一緒に食事している姿が見られました。結局このキャンパスに来ているはずの18名全員を発見しました。Berwickの7人、Brightonの5人にはもちろん全く会えませんでしたので、情報がわかれば今後様子を報告します。会えた生徒はみな本当にいい顔をしていました。土日の明日、明後日は各家庭でも予定を立ててくれているようです。ファームステイ組も含めて全員が良い経験ができますように。そして今後の人生に何かを感じてくれると嬉しいですね。
 明日はホームステイ、ファームステイどちらも各家庭での行動になりますので報告はありません。日曜からの報告をまた掲載します。