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イオンワンパーセントクラブ・ティーンエイジアンバサダー中国プログラム②

2025.10.24

 公益財団法人「イオンワンパーセントクラブ」が主催し、日本・中国両政府の支援により実施されている「ティーンエイジアンバサダー」中国プログラムは10月22日に3日目を迎えました。この日午前には歴史・文化活動の一環として北京・故宮博物院を見学しました。明・清王朝の皇帝が暮らし、600年以上の歴史がある世界最大級の博物院を見学した「小大使」の本校生徒10名は、ペアの湖南教育大学附属中学生と共に中国が誇る伝統や価値観を体感しました。午後には北京西駅から湖南省・長沙市へ京広高速鉄道で移動しました。時速350キロを誇る中国版新幹線でも5時間弱の長旅となり、生徒は改めて中国大陸の広大さに驚いた様子でした。この日からペアの家庭に3泊4日の予定でホームステイを行い、親交を深めていきます。

 23日(4日目)は中国四大書院の一つ、「岳麓書院」の見学です。明清時代の建築を有する世界最古級の学府を見学して、自身の学力向上を祈る?生徒の姿もありました。午後には「雨花非物質文化遺産館」において中国の伝統工芸である「絞り染め」の体験を行いました。ここでは伝統ある手芸を体験し、文化の継承の意義を考えました。その後は「イオンモール長沙星沙」を見学し、地域に根付く為の工夫が込められているショッピングモールの姿勢を学びました。

 本校生徒は市立開成中等教育学校の生徒とともに湖南省の文化風俗や岳麓書院の歴史、当地に所縁のある毛沢東や詩人屈原など、関係の深いトピックについてオンライン事前学習を行なって当地に赴いています。机上で学ぶことと実際に訪問し体験することのギャップを肌で感じ、将来につながる良い学びを得られているようです。24日はペアの子が通う学校での交流体験です。日中友好の小大使として、強い絆を結んで欲しいと思います。