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イオンワンパーセントクラブ・ティーンエイジアンバサダー中国プログラム①

2025.10.22

 公益財団法人「イオンワンパーセントクラブ」が主催し、日本・中国両政府の支援により実施されている「ティーンエイジアンバサダー」プログラムに7月から本校生徒 10 名が参加しています。このプログラムでは両国の高校生が自国の「小大使」として両国を相互訪問し、国際的な相互理解と親交を深める活動が行われます。本校生徒は、7月に行われた「日本プログラム」に続き、10月20日〜25日の「中国プログラム」で中国・北京市および湖南省長沙市を訪問し、表敬訪問活動、歴史・文化活動、交流活動を行います。

 19日に北京市に入った私たちは札幌市立開成中等教育学校の皆さんと共に、20日(1日目)に万里の長城と人民大会堂を訪問しました。生徒は中国の雄大な歴史的建造物と、最大1万人が国家の将来を議論する議場を目の当たりにし、隣国・中国のスケールの大きさに感嘆した様子でした。夕方には7月に受け入れた湖南師範大学附属中学の皆さんと合流して再会を喜ぶ中で、本格的に中国プログラムがスタートしました。

 21日(2日目)は北京市人民政府を表敬訪問し、于英杰常務委員・書記から私たちに日中交流の心構えや期待することについてお言葉がありました。于英杰書記には1年副島駆くん、川村正陽くんから記念品を贈呈し、感謝の言葉をいただきました。北京市都市図書館では程永華元駐日大使との懇談会が行われ、外交の成果や苦労について率直な話をうかがうことができました。午後には在中国日本国大使館を表敬訪問し、日中高校生と大使館関係者による、「私たち高校生にできること」についてディスカッションを行い、その後の歓迎会では金杉憲治駐中国日本大使から高校生への期待を伝えられました。ここでは1年大野華鈴さんと長沙市南雅中学生徒が小大使としての「友好宣言」を高らかに行いました。

 生徒は初めて中国を訪れる生徒が多く当初戸惑いも見られますが、7月に交流した湖南大学附属中学生徒と共に、しっかりと役割を果たしています。22日(3日目)には交流校のある湖南省・長沙市に移動します。中国を自分の目と肌でしっかり体験し、「小大使」として活躍できるように頑張ります。