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2024年カンボジア・ボランティア研修②

2024.03.14

 3月12日より現地小学校でのボランティア活動を本格的にスタートさせました。12日、13日の2日間は小学生に手洗い、歯磨きの大切さを伝える公衆衛生指導を企画、実施しました。カンボジアは地域によって上下水道の整備が遅れており、そのため子どもたちの衛生に対する意識も低い現状があります。本校生徒は手洗いや歯磨きの手順をポスターにまとめて授業を実施、その後で実際に手順を確認しました。身振り手振りを駆使して現地小学生に衛生管理の大切さを伝えていました。

 また、現地小学生の衛生状況のチェック(耳掃除、爪切り、簡単な医療ケア)を行いました。これは子どもたちに直に触れて行う貴重な活動です。本校生徒は細心の注意を払いながら子供たちにケアを施すとともに、発展途上国の子どもたちの衛生状態の悪さを目の当たりにし、自分たちの役割の大切さを実感したと思います。

 訪問した小学校の一つはプノンペン中心地からバスで1時間ほど、メコン川を渡し船でわたった中洲の島にあります。首都からそれほど遠くない学校にも関わらず、その環境は恵まれたものではありません。本校生徒もここで触れた世界の現状についてよく考え、将来に活かしてほしいと思います。

 14日はキリングフィールド、S21ミュージアムといったカンボジアの歴史的遺産を見学します。