新着情報

高校1・2年生徒が愛全病院を訪問しました

2024.02.09

 2024年2月7日(水)、高校1・2年生の参加希望者36名が、医療法人愛全会愛全病院を訪問し、将来医療職を志す生徒のための見学・体験学習のプログラムに取り組みました。

 初めに院長先生から「良い医師、医療人を目指して」と題して講演がありました。長年の医師としての経験から、医療人としてどのような「心」を持っていると伸びるかといった心構えの話から始まり、めざましい医療技術の進歩についての説明まで、具体的でわかりやすいものでした。特に、昔の手術と現在の手術の術式の違いを実際の動画で比較説明したり、先月の学会で話題となった最新のトピックスを紹介された部分は、生徒が非常に興味深く聞き入っていました。「普段から多くの人と関わる活動をして」「どんどん変わる時代の変化に対応するのを楽しみに」といったメッセージは、生徒の心に大きく響いたようです。

 

 講演の後、医師・看護・リハビリの3グループに分かれ、体験学習となりました。医師グループでは、レントゲン・CT・MRI・超音波(エコー)の各検査のレクチャーを受けてから、実際にエコー検査の機器を用いた体験をしました。担当の先生に質問しながら機器を持つ手を動かし、時に驚きの声をあげながら、肝臓や腎臓などを画面に映していました。看護・リハビリのグループも、それぞれ担当のスタッフの方からレクチャーを受け、手洗い指導や車椅子介助などの体験に意欲的に取り組みました。今回の経験が、自身の進路実現に活かされることを期待します。

 

 今回の訪問では、スタッフの方々が親切に対応して下さり、医療職を目指す生徒たちにとっては、学びの多い貴重な機会となりました。病院の掲げる崇高な理念と最先端の高齢者医療の一端に触れることもできました。お忙しい中対応して下さった院長先生をはじめ愛全病院スタッフの皆様、ありがとうございました。