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校長挨拶

ご挨拶

札幌日本大学中学校・高等学校で校長をしております浅利剛之と申します。今年で校長職7年目となります。また今年5月からは理事長職を拝命し、理事長・校長の兼務となりました。身の引き締まる思いですが、本学園そして北海道、日本の子供たちのために、先進的な教育の先鞭をつけていけるよう最大限努力していきます。幸い本校の教職員は多彩で能力の高いタレント揃いです。また生徒、保護者、教職員には自由闊達で風通しのよい学校文化が確立されております。これまでの教育をさらに進化させ、さらに教育と経営が一体となった学校運営に努めて参ります。以下は本校の教育方針そして私が日ごろ考えていることの一端です。本校の教育に対する考えを理解していただく一助になれば幸いです。

 

私学の意義・役割とは

日本の学校には公立校と私立校があることは誰もが周知しているところです。そして私立校というと各学校の建学の精神があってそれに則って独自の教育を実践しているということになります。しかしながら、どの学校も同じように進学実績や部活動の活躍をアピールし、最近は公立校も同じようにアピールをはじめ、数字で競い合っている以外で学校の違いが見えにくいのが現状ではないでしょうか。私は私学の役割は、公立校ではしていないまたはできない先進的でユニークな教育で教育界の先頭に立ち引っ張っていくことだと考えています。その教育により北海道、日本全体の教育が刺激され、活性化していくことが本来の私学の意義だと思います。北海道には札幌の東西南北をはじめすばらしい教育をしている学校がたくさんありますが、そのどの学校でもない新しい学校像を描いております。

 

本校の人材育成・教育方針

アジアの一島国国家である日本は、グローバル社会の中、否応なしにその情勢から大きな影響を受けています。天然資源が乏しく人口減少も解消できる見通しがたたない状況の中、積極的にグローバル化を推し進め、上手に立ち振る舞っていくしか道がないのは明らかです。その時日本の唯一といっても過言ではい資源は「人」であり、「人」を世界で特別な資源にするために、学校教育の役割は今まで以上に大事で、学校は大変な責務を負っていると考えます。

このような状況下、現在、三位一体改革(大学教育改革・高校教育改革・大学入試改革)が徐々に公表されてきていますが、未だに不透明な部分が多々あり、これから受験を迎える生徒や保護者の皆様は大変不安に感じていると思います。この改革はグローバル社会に対応するために必要なことだと思いますが、『新しい大学入学試験に対応する』対策のためだけに、学校が変わっていくことは本末転倒です。情報を仕入れて入試対策に万全を期すことと同時に、これからの日本にはどんな人材が必要なのか、そのために学校はどんな教育をすべきか、またはしなければならないか、「教育の本質」を目指し、追求していく姿勢が大事なのではないでしょうか。本校は、この「教育の本質」を常に先頭に立って追及していくことで本校が目指す先進的な教育に向かっていくはずだと強く確信しています。

本校は目指す育成人材像を「世界に貢献する人」と目標を定め教育活動をしております。国境の垣根はますます低くなっていき、地域、日本そして世界まで視野に入れたバランス感覚がとても重要になります。世界、人類に貢献する意識をもち、調和・協調できる人間性と、事を成し遂げるのに伴う困難を乗り切っていける精神力と実力を兼ね備えた人材を育成することが本校の使命だと考えています。

 

「世界に貢献する人」の育成には次のことが必要です。

 

1.国際理解、創造力・問題解決能力・発信力育成、バランスのとれた広い視野、ハイレベル

  な語学力等世界全体に目を向けたアプローチ

2.高いレベルの文武両道、礼儀作法、精神力養成、集団の中での順応力、高い道徳性など

  昔からよいとされてきた日本特有の学校教育からのアプローチ

3.学力養成、体力養成など人間としての基礎力を養うアプローチ

 

これらはどれも重要なものでバランスをとりながら、子供達の成長に必要か、そしてどういう実践が有益かを見極め、一つ一つ真剣に精査し向き合うことが大事だと考えています。これを本校では「本物の正しい教育」と呼んでおり、この一つ一つの積み重ねが将来的に「世界に貢献する人」の育成につながると考えています。世界全体を見据えるからこそ、国際感覚を養うのと同時に、日本の教育の良い面も継承し、「グローバルな日本人」として実力派の人材を育てることに力をいれています。これからの日本の教育を代表する学校をつくり、北海道の子供達に新しい選択肢を提供し、北海道が最先端のグローバル地域になる先鞭をつけていきたいと考えています。

 

教育運営方針

本校では上記の人材育成・教育方針を実現するために教育企画・実践を3つに分けて取り組んでおります。

 

1.目前の教育に関する企画・実践

  生徒たちが安定して充実した毎日を過ごせる学校生活を目指し、同時に進学、部活動、

  SSH・SGHでも実績を積み上げていくこと、そして、スーパーアクティブ、プレミアS

  コースを円滑に運営していくこと。

2.近未来の対応に関する企画・実践

  積極的な国際交流などのグローバル化、高いレベルの文武両道を発展させていくこと。

  また、来るべき新大学入試への対応、ICT教育など近未来への変化に対応していくこと。

3.10年、20年先を見据えた先進的教育の企画・実践

  10年、20年先どういう学校にしていくべきか、日本・北海道に将来本当に必要な

  学校教育とは何かを追求し本校未来のグランドデザインを模索していくこと。

 

未来教育創造部の創設

進学実績や部活動の成績など数字は学校の評価には必要不可欠なことだと思いますがあくまで近視眼的な評価です。これからは校風や多様な教育の質、学校の姿勢、先進的な教育など多面的に評価される時代になると考えられます。これからは数字だけで競い合うのではなく、日本や北海道のことを真剣に考えた独自の道を探って進んでいき、これからの日本を背負っていく人材を育成していく本来の教育の目標に向かっていくことが使命だと考えております。今年はその取り組みを本格化するために新しく「未来教育創造部」を創設しました。本校の未来の姿を模索していく部で未来教育の研究室の役割になります。部長には民間出身の全国の教育事情に精通している人材を配置しています。どんな新しい風が吹くか私も楽しみにしているところです。

 

教育の質の保証

本校の最大の長所は何かと聞かれたら、たくさんある中、この教育の質の保証を一番に挙げます。何を実行したら教育の質の保証が十分だというものはありません。教職員の教育、機能的な学校組織、風通しのよい学校風土、人間の信頼関係、教職員の適材配置、学校評価の実施など多面的な視点と相応の努力がなければ満足のいく質の保証は達成できません。そして私自身の姿、言動も学校全体に大きな影響を与えると肝に銘じています。本校では手を抜くことなくこの教育の質の保証が教育活動の生命線と考え、学校全体を挙げて大切にしています。

 

今、近未来そして20年先、誠実さと想像力で常に教育の最先端に挑戦し続ける学校

(学)札幌日本大学学園 理事長

札幌日本大学中学校・高等学校 校長

浅利 剛之

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