実験・実習・授業

高2MLP(医療系探究講座)で札幌弁護士会による出前出張授業を行いました

 5月19日(月)に、一昨年度、昨年度に引き続き、札幌弁護士会の土田先生と福田先生に出前出張授業「患者の権利とドナーの権利~臓器移植について考える~」をしていただきました。最初の1時間で、臓器移植法改正の歴史や臓器移植の現況と問題点、さらに骨髄バンクについて講演していただき、次の1時間で、グループに分かれて「臓器売買の是非」についてディベート方式でのワークショップによって理解を深めました。さらに、今年度は実際にあった医療訴訟を元に、こちらも原告側(患者)と被告側(病院)に分かれてのディベートを行いました。 

 生徒は、ふだんの探究活動では味わえない、実社会の話とワークショップを受け、今後の医療探究テーマについて大きなヒントを得たようでした。振り返りのアンケートでも、ディベートによって当初考えていなかった考え方を知ることができ、理解が深まったという感想が多く見られました。

 

 

基礎科学実験が始まりました

 2025年5月21日(水)、高校1年生のSSHの授業において基礎科学実験が始まりました。SSH選択者60名を4グループに分けて、物理、化学、生物、地学の4分野の実験を全て体験していき、課題研究の選定につなげていきます。この日は日本大学理事長である林真理子先生と日本大学学長である大貫進一郎先生が本校の視察に訪れており、基礎科学実験の様子を興味深く視察されていました。

中3 いのちの授業を実施しました

 令和7年2月19日(水),中学3年生を対象にいのちの授業を行いました。15歳のいのちに贈る 今と未来のためについて、一般社団法人Design of your Life誕生学協会 いのちの授業・誕生学プログラム認定講師、渋谷容子先生をお招きし、学びました。 

 命の始まりの大きさ、命をつなげる力、変わってゆくからだと心について、また自分を守るための意識を育むための知識をスライドやVTRを用いて分かりやすく講演して頂きました。     

 15歳の自分が今考えるべきこと、両親からの愛情を受け取りここまで育てられてきたこと、自分を大切にするために今必要なことを学び、命について、性について、性的マイノリティーに限らず、多様性を認め合い、誰もが自分らしく生きられるということを考える良い機会となり、笑顔あふれる授業となりました。  

 講演後は,両親からの直筆の手紙と保健室から9年間の成長記録が手渡されました。 

 

 

 

 

第45回モデルロケット全国大会 ロッキードマーチン賞受賞

 10月5日つくば市の筑波宇宙センター(JAXA)で開催されました日本モデルロケット協会主催の第45回モデルロケット全国大会に出場しました。

 本校は6名の女子生徒が参加(中学生4名高校生2名)しました。今年の5月から手作りロケットの製造を開始し、この大会を目標に開発を進めてきました。

 大会ではロケットの滞空時間を競うものと飛んだ高さを競う競技の2種目が開催され、本校からはそれぞれ6機の打ち上げを行いました。

 滞空時間では132エントリー中4位の成績を記録しました。高度競技では上位入賞はできなかったものの目標の50メートルを超えることができました。

 また、女子のみで構成されるチームで第1位となりロッキードマーチン賞を受賞することができました。

 

 

第18回全⽇本⾼校模擬国連⼤会・本⼤会に本校生徒の参加が決定しました

 来る11⽉16⽇(⼟)〜17⽇(⽇)に東京・国連⼤学本部ビル(UNハウス)で開催予定の「第18回全⽇本⾼校模擬国連⼤会・本⼤会」に、2年8組小栁志嬉さん、1年10組磯部優里さんのチームの参加が決定しました。

 小栁さん、磯部さんは9月に行われた予選会(オンライン)に参加し、全国から多くの高校生大使とともに「国連安全保障理事会改⾰」について議論し、見事選考を突破することができました。

 本大会は「若者と軍縮、不拡散と平和 Youth for Disarmament, Non-Proliferation and Peace」が議題です。それまでの期間はリサーチを徹底的に行い、どこかの国の大使として自国の利益と世界の将来についてしっかり考え、準備を重ねます。本番では多くの高校生大使とともに活躍できることを期待しています。

中学部スポーツフェスティバル

 10月1日・2日の2日間、北広島総合体育館において中学部スポーツフェスティバルが実施されました。1日目はバスケットボール、ドッジボール、選抜リレー、2日目は五色綱引き、大縄跳び、借り人競争、選抜ドッジボールが行われました。

 借り人競争は今年度からの新種目で、全校生徒のアンケートを基に取り入れられ生徒会書記局が中心となって企画・運営を行いました。2日間通して学年を超えて応援をしあう姿が見られました。特に最終種目の選抜ドッジボールでは会場中に大きな声援が響き渡り、大盛り上がりを見せました。

 

総合優勝 赤組連合(3A・2C・1B) 

大縄跳び優勝 

3年 C組( 257 回) 

2位 3年 A組( 217 回) 

3位 2年 C組( 215 回) 

 

 

HTB秋の大感謝祭でGCコース出前体験授業を実施しました 

 HTB秋の大感謝祭のイベントとして、9月21日(土)・22日(日)の2日間、さっぽろ創世スクエア9階の朝日新聞社さんの会議室で、小学生とその家族を対象に来年度開講予定のGCコースの出前体験授業を実施しました。 

 内容は、理科の実験とプログラミングによるドローン操作で、多くの小学生とそのご家族に体験していただきました。授業には、本校の科学部とロボット部の部員が補助につき、小学生のサポートをしました。 

 そのうちの一つ、小学3・4年生を対象にした、インクが紙に染み込むことを利用した折り染では、次々と生まれる思いもよらない、しかも同じものは2つとない不思議な模様に、参加者の小学生はもちろん、ご家族の方も大いに楽しみ、学ぶ時間を過ごしてもらえました。 

 

MLP活動報告② 

高2−3異学年交流② 

8月26日(月)7校時 高2−3交流「模擬面接」 

 前期NLCを終え、4回目の高2−3交流は、模擬面接と称して、大学入試でよくある、3対1の面接形式で行いました。面接官役の3人が、受験者役の1人に研究テーマや研究動機などを質問し、回答するという形です。

 最初は戸惑っていた生徒たちも、回数をこなすうちに次々と上達し、確信をついた質問や面接官の意図を汲み取った回答が出るようになりました。活動後の振り返りでは、かなり自分の考えが深まったという感想が多く見られました。 

 

 

GRC(Girls Rocketry Challenge)打ち上げ会

 8月10日千葉工業大学津田沼キャンパスで開催されました。本校からは高校生2名、中学生3名が参加しました。

 当日は高度競技用のロケット6台、滞空競技用のロケット6台を持参し打ち上げを行いました。パラシュートの展開が思うようにいかなかったり、エンジンの固定が上手くいかなかったりと課題も見つかりましたが、高度用では目標とする50mを超える機体もありました。

 10月の全国大会に向けて、他のチームとの交流も行い、情報交換を行いました。全国大会は10月5日JAXA宇宙センターで行われます。

 

 

中学校 夏季 選択講座

 本校では毎年、夏休み期間中に中学生の希望者を対象として選択講座を行っています。今年は7月24日から26日にかけて「仔豚の解剖」「ライフプランナーによる金融リテラシーについて」「鉛筆デッサン」「看護体験」「裁判所見学」などを実施しました。 

  

 7月26日(金)には、北海道看護協会主催の看護体験に本校生徒が23人参加しました。 

 3グループに分かれ、感染予防、乳児との接し方、バイタルサイン測定(脈拍測定・呼吸音聴診・瞳孔測定)の3つの実技体験をしました。感染予防は蛍光塗料を使って洗い残しがどのくらいあるか確認しました。実際に普段通り洗ってみると、かなり洗い残しがありました。いかに普段の洗い方が適当だったのかを見てわかることができました。2時間という短い時間でしたが、貴重な体験をすることができました。