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本校のSSHの目的

大学・研究機関等との連携の下、知的好奇心の喚起及び醸成を図るとともに、科学的な疑問点の解決・実践に結びつけ、また地域特有の課題で世界に通用する科学者としての素養を磨き、かつ創造性・独創性及び科学的リテラシーを身につけ、地域社会及び世界に科学イノベーションで貢献できる人材を育成する教育プログラムの開発をする。

本校のSSHの概要

  1. 知的好奇心の喚起にとどまらず、好奇心解決の実践に結びつけ、さらには学力(三要素)の向上につなげていくプログラムの開発をする。
  2. 地域特有の課題から世界規模の課題に発展させ、世界に広く発信し世界で通用するコミュニケーション力・創造性・独創性及び科学的リテラシーを養成するプログラムの開発をする。
  3. 豊かな人間性や国際性、倫理観の醸成を計画的に取り組むとともに、それらを課題研究や学習に効果的につなげていくプログラムの開発をする。

教科内・外で充実する指導

SS基礎(基礎科学実験、SS数学、SS英語、SS倫理)などのほか、科学者を招聘しての全校科学講演会、日本大学などをはじめとする大学出前授業、フィールドワークやサイエンスツアーなどを通じて、科学者としての知識と心を育成するための取り組みを充実させる。

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SSH海外研修(ハワイ島 第2日目)

海洋生物学の研修

 平成25年1月8日、オネカハカハビーチを訪れる前に事前学習として、講師のClaudia Ziroli-Coyl氏から、スライドを用いてハワイ島の海洋生物について講義を受けました。
 ハワイの海に生息する生物は、バンドウイルカやザトウクジラ、アシカをはじめ、アカエイ、マンタレイ、巨大なウミガメ、多彩な魚、珊瑚礁など様々です。
 また、火山活動で作られたハワイ諸島は、活火山Kilaueaの噴火で溶岩洞や華やかなアーチ、及び海底の珊瑚の庭の形や様子を常に変化させています。このような環境があるハワイの海の生態系について学びました。
 その後オネカハカハビーチに移動し、浅瀬に生息する無脊椎動物について、実際にその生物を観察しながらビーチで講義を受けました。また、Claudia Ziroli-Coyl氏が採取した砂を教材に、クイズ形式で「砂の形状と成分から、ハワイのどの地域で採取されたものか?」と出題し、生徒達は地域ごとの砂の形状や成分の違いについて学びました。
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ワイアケア高校と交流

 午後は、ハワイ島ヒロにあるワイアケア高校を訪問しました。本校代表生徒による英語の挨拶の後に、学校紹介DVDを放映し、札幌日本大学高校を紹介しました。その後、ワイアケア高校の生徒から迷路を走る小型ロボットの操縦や、ロボットコンテストに出場したバスケットボールをゴールに入れるロボットなどを紹介していただき、実際にロボットの操縦を体験しました。
 また、歯ブラシに電動モーターを取り付けたシンプルなロボットを全員で作成し、いかに早く前進するか等を競い合いました。
 生徒達は、この海外研修を通じて、ワイアケア高校の生徒達との交流が一番印象に残った、とても楽しかったという感想が多くありました。
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SSH海外研修(ハワイ島 第3日目)

太平洋津波博物館 見学

 平成25年1月9日、太平洋津波博物館を訪問しました。博物館職員の方より、映像資料を用いてハワイ島ヒロの町が過去に二度も大きな津波に襲われたことを聞きました。一度目の津波は際には、警報システムが整っておらず、エイプリルフールとも重なったために人々の避難が遅れてしまい大きな被害になったとのことでした。ヒロの町が二度の大きな津波を経て、どのように復興していったのかを知ることを中心に、日本に住む我々にとって非常に有意義な見学となりました。
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イミロア天文学センター 施設見学

 ヒロの郊外にあるイミロア天文学センターは、天文学をわかり易くジオラマやビデオなどを使って、展示している天文学に特化した科学館です。特にこのイミロア天文学センターでのハイライトは、プラネタリウムと、日本の国立天文台が寄贈した4D2U(4-Dimensional Digital Universe)シアター。これは、ハワイ島ヒロ市から始まり、ハワイ諸島、地球、太陽系、銀河系、そして宇宙の果てまでを旅しながら、様々な天体の起源について最新のシナリオを紹介するというもので、宇宙の構造がどのようになっているか、そしてその構造がどのようにして形成されてきたかを迫力ある映像で楽しみながら理解することができました。
 また、見学にあたりグループに分かれ、ハワイ大学のボランティア学生5名が館内を案内してくれました。プラネタリウム講師のKumiko Usuda氏の解説は大変わかりやすく、将来、科学者を目指す学生にとって大切な心構えや考え方なども話して頂き、生徒たちは感銘を受けていました。
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すばる望遠鏡ハワイ観測所山麓施設 見学

 国立天文台ハワイ観測所は、1997年ヒロ山麓施設の完成とともに発足しました。山麓施設には、実験室、機械工作室、図書室、計算機室などがあり、120人程度のスタッフが望遠鏡の運用から天文学の研究や次世代の観測装置開発など広範囲の業務に携わっています。標高約4,200メートルのマウナケア山頂での作業は困難と危険を伴うため、望遠鏡から離れてできる作業は、この山麓施設で行われています。
 施設到着後、講義室でRamsey Lundock博士から「すばる望遠鏡と観測装置について」、田中壱博士から天文学の授業(すばる望遠鏡の最新成果と最遠の宇宙の様子)を受けました。果てしなく広がる宇宙の壮大さを感じながらも、日本の科学技術レベルの高さを実感できた研修となりました。
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マウナケア山 マウナケア・ステートパーク(標高2,000m)での天体観測

 ハワイ観測所山麓施設を後に、雨降りの中、バスは目的地のマウナケア山麓にあるマウナケア・ステートパークに向かいました。標高が高くなるにつれ、天候の不安は増していきましたが1,600mを過ぎた頃、突然視界が開け満天の星空が頭上に展開しました。
 バスの中で夕食をとった後、全員に防寒用のダウンジャケットが配布され観測開始。レーザービームポインターを使って星を指し、星座の位置関係などを確認した後、4台の天体望遠鏡を使って木星やオリオン大星雲などを観測しました。
 流星や人工衛星も確認でき、また日本からは観ることのできない南の星座や、低い位置にある北極星(北緯19度34分)を確認していました。各自が持参した双眼鏡で天の川を観たときは、あちこちから感嘆の声が上がっていました。2時間程度の星空観望でしたが、ハワイで観た美しい星空を心に焼き付けていました。
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SSH海外研修(ハワイ島 第4日目)

ハワイ火山国立公園 見学

 平成25年1月10日、ハワイ火山国立公園においてフィールドワークを行いました。
 ハワイ火山国立公園は、ハワイ島の南に広がる保護区内に二つの活火山を有する火山地帯を中心とした国立公園で、様々な生きた火山の活動を見ることができ、そのパワフルな火山のエネルギーを目の当たりに感じる事ができました。また地面から伝わってくる熱を、靴を履いていても感じることができ、今なお活動を続ける火山を体感することもできます。
 はじめに、入口のすぐそばにあるキラウエア・ビジター・センターに行き、講師のClaudia Ziroli-Coyl氏に、キラウエア・カルデラにあるクレーターのでき方を、実験で実際に見て分かりやすく説明いただきました。さらに、国立公園内にある植物の種類や性質などについて学びました。
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 このハワイ火山国立公園にある長径約4.5キロもの巨大なキラウエア・カルデラには、 いくつもの噴火口が点在し、今でもモクモクと白い水蒸気や硫黄などの火山ガスを吹き上げています。このカルデラの南西の端にあるのが、直径約1キロメートルのハレマウマウ・クレーターです。そのハレマウマウ・クレーターを、一望できる展望台があり、クレーターのまわり一面の広い干からびた溶岩地帯は壮大で、ハワイの雄大さを肌で実感することができました。
 また、ハレマウマウ・クレーターは、かつては溶岩湖で真っ赤なドロドロな状態で、今では枯れてドライな状態になっていますが、今でも白煙が絶えずモクモクと見え、活火山であるということを思い知らされました。夜はクレーター内の白煙が真っ赤に見えて、とても幻想的とのことです。
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 次に、キラウエア・カルデラの西側火口縁にあるトーマスジャガー博物館に行きました。ここでは、珍しい溶岩などの展示、火山活動や火山の歴史などの解説のプレートがあり、溶岩のでき方などをClaudia Ziroli-Coyl氏に説明していただきました。
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 午後からは、森林があった場所に溶岩が通り、木の形に固まった溶岩(ラバツリー)などを見ることができ、実際に溶岩の上を歩く貴重な体験ができました。またハワイでは、一番有名な溶岩トンネルであるサーストン・ラバ・チューブで溶岩トンネルのでき方などを学びました。
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Voice

 ハワイ火山国立公園見学の生徒の声として、「ハレマウマウ・クレーターの白い煙が、目の前で立ちのぼる雄大な景色が一番印象に残りました。」など、生徒達が好奇心を持ち興味を強く抱いた場所となりました。

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