平成27年10月31日(土)、1年SSHクラスの希望者13名を対象とし、北海道ハイテクノロジー専門学校の出張実験(生物)を実施しました。
ハイテクノロジー専門学校よりバイオテクノロジー学科長の伊藤先生をお招きして、DNAの制限酵素処理実験および電気泳動実験を行いました。マイクロピペットや電気泳動装置などの実験器具の使い方を伊藤先生にご指導いただきながら、生徒は目に見えないほど少量のDNAが中に入っているマイクロチューブ(小さな試験管)を手に持って細かな実験操作を行い、制限酵素でのDNAの分解と電気泳動の操作を行いました。DNAを電気泳動している時間を利用して、DNAについての講義を受け、さらには電気泳動のしくみについても学ぶことができました。その後、DNAの電気泳動が終了し、それぞれの班で作ったゲルにブラックライトを照射して大型モニターに映したところ、制限酵素で切断されたDNAがきれいに分離された様子が見られて、生徒達も驚いていました。どの班も電気泳動が上手くいき、生徒たちがきちんと実験したことがよくわかりました。熱心な伊藤先生の講義により、予定時間を多少オーバーしましたが、後片付けまできちんと行った後、今回の実験を終了することができました。