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本校のSSHの目的

大学・研究機関等との連携の下、知的好奇心の喚起及び醸成を図るとともに、科学的な疑問点の解決・実践に結びつけ、また地域特有の課題で世界に通用する科学者としての素養を磨き、かつ創造性・独創性及び科学的リテラシーを身につけ、地域社会及び世界に科学イノベーションで貢献できる人材を育成する教育プログラムの開発をする。

本校のSSHの概要

  1. 知的好奇心の喚起にとどまらず、好奇心解決の実践に結びつけ、さらには学力(三要素)の向上につなげていくプログラムの開発をする。
  2. 地域特有の課題から世界規模の課題に発展させ、世界に広く発信し世界で通用するコミュニケーション力・創造性・独創性及び科学的リテラシーを養成するプログラムの開発をする。
  3. 豊かな人間性や国際性、倫理観の醸成を計画的に取り組むとともに、それらを課題研究や学習に効果的につなげていくプログラムの開発をする。

教科内・外で充実する指導

SS基礎(基礎科学実験、SS数学、SS英語、SS倫理)などのほか、科学者を招聘しての全校科学講演会、日本大学などをはじめとする大学出前授業、フィールドワークやサイエンスツアーなどを通じて、科学者としての知識と心を育成するための取り組みを充実させる。

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SS基礎「地球の大きさを測ろう」を実施

 平成25年5月16日(木)1年8組(SSHクラス)のSS基礎で、測定基礎「地球の大きさを測ろう」を実施しました。
 生徒達は、地学基礎の時間でエラトステネスが地球の大きさを測定したことを学びましたが、今回はGPS端末を使って地球の大きさを自らの手で測定しました。4人一組9班に分かれた生徒は、本校グランドでGPS端末を手に思い思いの地点の緯度・経度を測定したのち、真北へ向かって移動し緯度と距離を測りました。
 強い風の吹く中の測定でしたが、生徒は生き生きと活動し、平均で6.0×10^3㎞の値を得ることができました。これは地球の平均半径を6.4×10^3㎞とすると94%の値で、まずまずの成果を得たと考えています。さらにこの値に満足していない生徒は、改めて測定したいと意欲を見せています。今後の成長が期待されます。
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フィールドワーク(生物)を実施

 平成25年4月27日(土)、1年SSHクラスの希望者15名と2年SSHクラスの希望者8名、及び科学部生徒2名でフィールドワーク(生物)を実施しました。
 この活動は、ゴマシジミという蝶とそこに共生する昆虫・植物の生態を知る事を主な目的として、昨年からはじめ、今回で第三回目になります。
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 今回は、新1年生に対してフィールドワークや生物採取の基礎的な知識を知ってもらうと同時に、科学部の研究発表や課題研究のテーマ設定の一助になるような実施を計画しました。
 当日は、小雨の降る悪天候の中でしたが、玉川大学坂本先生や「北広島森の倶楽部」の皆さんと共に、アリ捕獲のため植木鉢トラップを設置、またクシケアリの巣を掘りゴマシジミ幼虫や女王アリ捕獲を行いました。
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 残念ながら、今回はゴマシジミ幼虫や女王アリ捕獲にはいたりませんでしたが、生徒達は身近にありながらも、よくわかっていない小さな生き物の生態を知り、目を輝かせていました。

 その後、約2時間のフィールドでの学習を終え、本校で玉川大学の坂本先生より「ゴマシジミ類の不思議な暮らし-アリと共に生きる-」講義をいただきました。ゴマシジミの幼虫はワレモコウ類の花穂を食べ、秋になるとアリの巣に運び込まれて、巣内のアリの幼虫を食べ、翌年8月に巣穴を出て成虫になるという特殊な生活史を持っています。その不思議な生態について、生徒達はナガボノシロワレモコウとゴマシジミ、アリの共生関係を知ることで、生徒達は身近な生態系への興味を高めました。
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 また、2年SSHクラス生徒より昨年度の研究発表・質疑応答、今後の実験計画及び研究の方向性を話し合い生物の保全について考えるきっかけになりました。
 ゴマシジミは、レッドリスト2011準絶滅危惧種に指定されている蝶です。今後も採取や生息環境をこわさないよう、貴重なフィールドがある北広島市で独自の研究を進めていきます。
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北海道大学大学院文学研究科 蔵田伸雄教授 特別講義を実施

 平成25年3月21日(木) SS基礎の授業で、北海道大学大学院文学研究科蔵田伸雄教授に来校いただき、1年7組(SSHクラス)で特別講義「原子力発電技術と技術の倫理」を実施しました。
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 講義の中で、技術者倫理は世間一般の倫理とは別の「専門職倫理」であることをはじめ、技術職は専門的な知識と技術をもって、人の生命や健康と関わるような仕事に従事しているということ、技術者は技術者でない人よりも適切な判断が可能であると考えられることから、技術者でない人には課せられないような義務、特に「安全性を守る義務」が課せられることを学びました。
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 生徒達は、なぜ技術者倫理を学ぶ必要があるのか、特に安全性と衝突するものは何か、安全性とその他の要素とのジレンマに直面した場合にはどのようにすれば良いのかについて考え、ディスカッションを通じて他の人と意見交換をし、考え方を比べ合う貴重な機会となりました。
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Voice

◆Voice1
『ものをつくる立場でいるためには、どんなことに留意すべきか分かった。』
◆Voice2
『講義自体にユーモアが含まれ分かりやすかったし、ディスカッションをすることで理解を深められた。』
◆Voice3
『技術者として、安全を守る義務を負うのは当然だと思ったが、それを実現することは難しいと知り、将来は自分がこの問題を自分の技術力で解決できるような人間になりたいと思った。』
◆Voice4
『科学がコントロール不能になりつつあることや、実際の事例を通して技術者のジレンマについても分かった。』
◆Voice5
『倫理や哲学が好きで興味があったので、とても楽しい講義でした。講義を受けることによってより視野が広がり、いつもそうあるためには多くの知識と研究、人々との会話が必要なものだと強く感じました。日本でも倫理観についてもっと考えられるべきと思い、学ぶことの大切さを再認識出来たと思います。もっと多くの人と接していきたいと思います。自分の立場をつくっていきたいです。』
◆Voice6
『ディスカッションを通して、たくさんの考えがあるなと思った。一人一人が違う意見を持っていて、共感できる意見がたくさん出てきた。』
◆Voice7
『科学にも倫理的思考が関連していることに驚いた。震災を通して、自分も自分なりの考えを出してみようかと思った。』
◆Voice8
『今まで倫理の面から科学技術を見たことがなかったので、とても興味深く講義を聞くことができた。また、倫理はあらゆる面で社会に関わっていると思った。とても貴重な経験で楽しかった。』
◆Voice9
『倫理は文系の人しか関係ないと思っていたけど、今回講演を聞いてむしろ理系の技術者の方が重要で、技術者倫理によって安全性を確保していることを知れて知識の幅が広がった。これからの生活に役立つものになった。』

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