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本校のSSHの目的

大学・研究機関等との連携の下、知的好奇心の喚起及び醸成を図るとともに、科学的な疑問点の解決・実践に結びつけ、また地域特有の課題で世界に通用する科学者としての素養を磨き、かつ創造性・独創性及び科学的リテラシーを身につけ、地域社会及び世界に科学イノベーションで貢献できる人材を育成する教育プログラムの開発をする。

本校のSSHの概要

  1. 知的好奇心の喚起にとどまらず、好奇心解決の実践に結びつけ、さらには学力(三要素)の向上につなげていくプログラムの開発をする。
  2. 地域特有の課題から世界規模の課題に発展させ、世界に広く発信し世界で通用するコミュニケーション力・創造性・独創性及び科学的リテラシーを養成するプログラムの開発をする。
  3. 豊かな人間性や国際性、倫理観の醸成を計画的に取り組むとともに、それらを課題研究や学習に効果的につなげていくプログラムの開発をする。

教科内・外で充実する指導

SS基礎(基礎科学実験、SS数学、SS英語、SS倫理)などのほか、科学者を招聘しての全校科学講演会、日本大学などをはじめとする大学出前授業、フィールドワークやサイエンスツアーなどを通じて、科学者としての知識と心を育成するための取り組みを充実させる。

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サイエンスツアーⅠを実施

 平成26年8月3日(日)~8月5日(火)、1年SSHクラスの生徒33名対象にサイエンスツアーⅠが行われました。

研修日程

平成26年8月3日(日)
・洞爺湖有珠山ジオパーク
・函館プラネタリウムの会
平成26年8月4日(月)
・はこだて未来大学
・北海道大学水産学部
平成26年8月5日(火)
・新日鐵住金室蘭製鋼所

実施目的

 1年生SSHクラスの生徒を対象に、「物理」「化学」「生物」「地学」の各分野における大学および民間施設などを訪問し、最先端の研究および生活に直結した技術を体験することにより、SS基礎後期実施予定の「課題研究」における領域および研究テーマ設定につなげることを目的としました。

8月3日(日)

洞爺湖有珠山ジオパーク

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 洞爺湖有珠山ジオパークで、縄文遺跡などの歴史遺産を見るとともにフィールドワークを行いました。火山マイスターとともに有珠山西山火口散策路を歩き、有珠山に代表される地質遺産や雄大な自然景観を見ながら、旧わかさいも工場、レンタカーが沈んだ西山火口沼を見学しました。また、昭和新山まで移動し、雄大な自然の中で見学を行いました。
 生徒達は、多くの被災者がでたこと、また壊れた建物を見て改めて自然災害の恐ろしさを知りました。「変動する大地との共生」をテーマとしている洞爺湖有珠山ジオパークで、自然の力と人類の生活との関わりについて考えることができました。

函館プラネタリウムの会

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 函館プラネタリウムの会は、天体を愛する函館の方々が集い、小学生や市民対象に手作りのプラネタリウムを作成・上映しています。手作りのプラネタリウムは、はこだて未来大学にほど近い畑の中にあります。民家に増築されたプラネタリウムは本校生徒33名が入ると満席という大きさでしたが、上映されたプラネタリウムに生徒達は歓声を上げていました。「個人の力でここまでできるんだ!」と自分たちがこれから行う課題研究にも意欲が湧いてきました。プラネタリウム上映後は屋外で天体観測を行いました。望遠鏡を覗くと土星のリングや、肉眼で国際宇宙ステーション・ISSも見ることができました。

8月4日(月)

はこだて未来大学

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 はこだて未来大学では、大学施設の見学、プログラミング実習を行いました。このプログラミング実習は、大学1年時の学部必須科目「プログラミング基礎」で、多角的視点と発想力を養える授業でした。美馬義亮教授をはじめ、多数の学生の皆様に手厚い指導をしていただき、生徒たちは普段何げなく使っているコンピューターの根本を学び、情報技術はこれからの私達にとても重要なことだとあらためて気づかせていただきました。
 また、プレゼンテーションやデザイン等のスキル、実際に使用する人のことを考えた利便性が重要なことなど、生徒たちにたくさん刺激を与えていただきました。
 「計算機中心」「機械中心」の情報科学・情報技術とは一線を画する、「人間・社会・環境」を中心に据えたコンピューティングの学問体系を体験するなど、プログラミング実習を通して情報科学を学ぶことができました。

北海道大学水産学部

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 北海道大学水産学部では、現在絶滅危惧種に指定されたウナギの生態を解明する講義を聴き、その後魚病学や海鳥・海獣の生態調査・水産資源をどのように活用するか等の研究を行っている研究室を訪問しました。
 水産科学館では、魚や海獣の標本や、船舶で使われる道具の展示等を見学し、興味関心を喚起することができました。
 北海道大学水産学部は、水産・海洋に関する高度の専門知識・技術と研究開発能力をもつ研究者、技術者、教育者、行政官、企業人、高度専門職等の養成の場所であり、今回の見学で生物をはじめ、物理や化学、工学に関する知識を学ぶことができました。

8月5日(火)

新日鉄住金室蘭製鋼所

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 新日鉄住金室蘭製鋼所では、鉄鉱石から鉄を取り出す製銑工程の仕組みと、溶鉱炉の様子を通路から見学できました。溶鉱炉から溶け出す鉄はまるでお湯のように柔らかで、生徒からは歓声が上がっていました。また、熱い丸棒や線状コイルを伸ばす棒鋼圧延工程を見学しました。
 

 研修を通じて、物化生地の各分野における最先端研究および生活に直結した技術を体験することができ、1年後期から実施する「課題研究」の研究テーマ設定の参考とすることができました。今後の課題研究に各研修で得た知識を活かして、研究を進めていってほしいと期待しています。

SSH通信 特集号vol.4

SSH通信 特集号vol.4 ※PDFファイルが開きます。

「フィールドワーク 豊羽鉱山研修」事前打ち合わせ・視察

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 平成26年7月1日(火)、フィールドワークⅠ(地学・化学)を実施するため担当教員2名が豊羽鉱山を訪れました。

 豊羽鉱山株式会社は大正3年創業で本年はちょうど100年目の節目となりますが残念ながら平成18年3月をもって操業を中止しております。

 事務所1階会議室にて、若杉社長はじめ4名の担当の方にお会いし、100年の歴史・操業内容を伺いました。豊羽鉱山は日本を代表する鉱山の一つとして、主に銅・亜鉛・鉛・銀・レアメタルとしてのインジウムなどを産出し日本の経済発展に大きく寄与しました。

 操業休止後も環境保全の取組みは続けられております。
 今回の訪問では生徒が見学可能な坑水(坑内からの湧水)処理施設・設備を中心に見学させていただきました。
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 朋進坑入口から専用車で斜坑を進み地下-121MLの揚水ポンプ座まで進みました。4基の揚水ポンプで地上の坑水処理場までポンプアップしております。
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 本山坑水処理場では、原水を中和、沈殿、逆中和のプロセスを経て処理水として放流しております。
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 今回の視察では、坑道を下降し揚水の現場を確認、途中では鍾乳石・石筍様のものも観察でき、また、採掘していたものと同様の鉱石も転がっており興味深いものがありました。
 坑水処理場は、水酸化カルシウム、硫酸などの化学薬品処理やろ過装置、脱水装置など化学工場を思わせる諸設備を見学することができました。
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 生徒の知的好奇心を喚起し、科学技術立国を支える人材育成に寄与するものと考えています。

 お忙しい中、長時間にわたり懇切に対応いただいた豊羽鉱山株式会社の皆様に心から感謝申し上げます。

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