実施日程
平成28年5月12日(木)現象を解明するための計算の基礎知識(1)
平成28年5月19日(木)現象を解明するための計算の基礎知識(2)
平成28年6月2日(木)数学コンテスト紹介
SS数学では今後の課題研究の基礎となる有効数字の取扱いや、思考することの楽しさを満喫できる数学コンテストを紹介しました。
「鳩が4羽、鳩の巣が3個あります。すべての鳩が巣に入るとき、2羽以上の鳩がいる巣が必ずある。」これを「鳩の巣原理」といいます。ごく普通に思えるこの原理を利用すると次のような問題を解くことが出来ます。「一辺の長さが70㎝の正方形の形をした射的の的があり、50発の弾丸が異なる50カ所に当たりました。このとき、ある2つの弾丸で、的に当たった2点間の距離が15㎝未満のものがある。」ユーモアを交えながら思考することの楽しさを満喫できる講義を展開したのは杉本幸司先生(札幌静修高等学校教員)で、北海道高等学校数学コンテストの出題者です。生徒たちは新しい数学との出会いに興奮し、今後の課題研究のヒントを得ることができました。