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本校のSSHの目的

大学・研究機関等との連携の下、知的好奇心の喚起及び醸成を図るとともに、科学的な疑問点の解決・実践に結びつけ、また地域特有の課題で世界に通用する科学者としての素養を磨き、かつ創造性・独創性及び科学的リテラシーを身につけ、地域社会及び世界に科学イノベーションで貢献できる人材を育成する教育プログラムの開発をする。

本校のSSHの概要

  1. 知的好奇心の喚起にとどまらず、好奇心解決の実践に結びつけ、さらには学力(三要素)の向上につなげていくプログラムの開発をする。
  2. 地域特有の課題から世界規模の課題に発展させ、世界に広く発信し世界で通用するコミュニケーション力・創造性・独創性及び科学的リテラシーを養成するプログラムの開発をする。
  3. 豊かな人間性や国際性、倫理観の醸成を計画的に取り組むとともに、それらを課題研究や学習に効果的につなげていくプログラムの開発をする。

教科内・外で充実する指導

SS基礎(基礎科学実験、SS数学、SS英語、SS倫理)などのほか、科学者を招聘しての全校科学講演会、日本大学などをはじめとする大学出前授業、フィールドワークやサイエンスツアーなどを通じて、科学者としての知識と心を育成するための取り組みを充実させる。

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海外科学研修(韓国)前半

9月22日(日)

 初日は移動日となりました。空港で出発式を行い手荷物を預けて、出国審査へ向かいました。韓国仁川空港までのフライトは約3時間、フライト中は、映画を観たり、英語発表の原稿をチェックするなどそれぞれ有意義に過ごしていたようです。
 仁川空港到着後、ガイドのソさんの案内のもとバスでレストランに移動し夕食となりました。ホテルにチェックインしてからは、翌日の仁川科学芸術英才高等学校(Incheon Academy of Science and Arts : IASA)との研究発表会に向けて、各班発表練習を行いました。

9月23日(日)

 9時に仁川科学芸術英才高等学校(IASA)に到着しました。2泊3日のIASAでの研修が始まりました。
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 バスを降りるとすぐIASAの校長先生と先生方に出迎えていただきました。歓迎セレモニーへと移動し、バディの生徒と初対面となりました。IASAからは校長の李先生から挨拶から始まり、本校生徒を代表してSSH2年生の高田君が韓国語でスピーチを行いIASAの生徒から暖かい拍手を受けました。全校を挙げての盛大な歓迎に生徒たちはとても感銘を受けているようでした。
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 午後のプログラムでは、韓国の極地研究所の研究員のDr. Park先生が南極での日韓共同の極地研究プロジェクトについて英語で講演をしていただきました。Park先生は北海道大学出身で、南極で隕石を採集するプロジェクトに参加されたそうです。講義は全て英語で行われましたが、所々日本語での質問にも対応していただきました。札幌から高校生が来るということで、喜んでこの特別講演を引き受けてくださったそうです。
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 講義の次に研究発表会を行いました。SDGsのテーマに従って日大とIASAそれぞれ3チームに分かれ、気候変動や水と衛生問題などについて、研究発表と質疑応答を行いました。IASAからも日大からも積極的に質問が飛び交うとても良い学術交流になりました。
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 研究発表の次は情報処理室に移動し、C言語の一つであるPythonを用いたプログラミング入門の授業に参加しました。ペアのIASAの生徒が授業の内容を英語で説明しながら、作業を進めていきました。プログラミングを使えば色々なものを動かしたり、制御したりすることができるということを学ぶことができました。
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 午後プログラムの最後に、IASAのSTEAMプロジェクト(Science Technology Engineering Mathematics and Arts)の研究発表を聞きました。STEAMプロジェクトは本校のSSH活動と同様に、生徒自身が自ら課題を設定し、研究を進める活動です。生徒たちは熱心にIASAの発表を聞き、意欲的に質問をしていました。本校SSHからも「おがくずを用いたバイオトイレ」についてのポスター発表を行いました。IASAの生徒がとても熱心に発表を聞き、ポスターを読んでいる姿が印象的でした。
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 午後のプログラムが終了し、カフェテリアでバディと夕食を食べて、休憩を取った後に、夜のプログラムに参加しました。夜のプログラムではIASAの天体望遠鏡を使って天体観測を行いました。ベガやアルタイルといった恒星から、土星や木星を観察することができました。高性能な望遠鏡を使用させていただいたので、生徒たちは「土星の輪が綺麗に見えた」「木星の表面の模様が見えた」と声を出して驚いていました。
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 休憩を取った後にIASAの生徒とSDGsの大きなパネルを共同で製作しました。コミュニケーションをとる良い機会になっただけではなく、お互いの国を超えてSDGsが提唱する課題に取り組む重要性を再認識するとてもよい機会になりました。
夜の11:30までの長いプログラムをこなし、12:00にようやく就寝時間となりました。朝からとても長い1日でしたが、生徒たちはとても有意義な時間を過ごしたようです。
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海外科学研修(韓国)後半

9月24日(火)

 IASA研修2日目です。朝6:30に起床し、身支度を整え、朝食を食べて、授業に参加します。寮は校舎に併設されているので、教室まではすぐに到着します。午前中は生物と化学の授業に参加しました。生物では英語で先行研究のまとめを発表していました。化学の授業では、IASAの生徒と滴定(Titration)の実験に取り組みました。IASAの生徒と英語でコミュニケーションをとり、共同で作業することはとても良い経験になったようです。
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 午後は、韓国の地理と歴史の特別授業に参加しました。授業は韓国語で行われましたが、バディの生徒が英語で全て説明をしてくれたので、本校の生徒たちも内容をよく理解できたようです。ソウル市内の歴史的建造物や済州島の自然遺産などをGoogle Mapを用いて調べながら、韓国の地理や歴史を理解することができました。
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 授業が終わり、仁川市松島地区のフィールドワークに向かいました。世界中の大学を誘致したグローバルキャンパスや、仁川市が全貌できるIFEZ Towerを訪問しました。仁川市のこの地域が、干潟を埋め立てて作られた新興特別経済地域である松島地区の都市計画や大学や企業の誘致について理解を深めました。最後にセントラルパークでボートに乗り、松島地区の高層ビル群を水面から見上げることができました。公園を作るために、海水を引いてボート用を水路を作ったことも学ぶことができました。
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 フィールドワークの後は、バディとTriple Streetというショッピングモールにいきました。夕食と少しの自由時間を過ごしましたが、食事をしながらおしゃべりをしたり、スーパーに買い物に行ったりとそれぞれ思い思いの過ごし方をしたようです。
寮に戻ってからはバディと明日のお別れ会で発表するスライド作りに取り組みました。各チームがこの3日間で体験した内容をスライドにまとめ、発表練習をして2日目が終了となりました。
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9月25日(水)

 IASAとお別れの日です。講堂に集合し、バディの生徒と3日間のスライドを使って発表しました。それぞれのペアが独自の視点でこの3日間を振り返っていました。
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 午後はSAMSUNG D’Lightに行きました。ここでは最新のスマートフォンや家電だけではなく近未来の「スマート家電」を体験することができました。またVRコーナーではジェットコースターを体験。本物さながらの感覚でした。
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9月26日(木)

 ホテルからバスで移動しソウル国立大学へ。この大学は韓国最高峰の大学で、キャンパス内にバスが循環しているほど大きく、圧倒されました。自然科学系の先生に大学の成り立ちや研究内容など説明を受けました。その後キャンパス内を散策。大きな図書館や研究施設を見学しました。
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 午後からは昌徳宮(李氏朝鮮時代の宮殿)を見学しました。この宮殿は1400年代から1900年代まで王族の離宮として利用されていました。世界各国から観光客が訪れる世界遺産であり、韓国独自の文化に触れることができました。
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9月27日(金)

 早朝にホテルを出て、空港に向かいました。ガイドのソさんと別れ、出国手続きを済ませ札幌行きの便に搭乗しました。約3時間のフライトを経て新千歳空港に戻りました。全行程を通じて予定通りに進み、体調不良者もいませんでした。特にIASAの生徒たちと3日間英語を使って、理数系のプログラムで交流したことは生徒たちにとって有意義な経験となったようです。

「東京理科大学 第11回坊ちゃん科学賞 研究論文コンテスト(高校部門)」で優秀賞および優良入賞を受賞

東京理科大学が主催する「坊ちゃん科学賞」は、

・理科、数学、情報の授業や科学クラブなどでの自然科学に関する調査
・科学技術、環境・生態保護、災害、省エネ関係、実験器具の開発、及び地域に根ざした研究テーマ等これらに関する興味と関心、知的探求心などをもって取り組んだ個人・グループでの研究成果

を論文にまとめ、発表する研究論文コンテストです。今年度は、全国83校から195編の論文の応募があり、9月20日(金)、「第11回坊ちゃん科学賞」研究論文の審査が行われました。その結果、本校科学部が提出した以下の2編の論文が優秀賞(全国で5編)および優良入賞(全国で23編)を受賞しました。

優秀賞 :「ネオジム磁石を用いた地磁気水平分力の測定」
優良入賞:「ネオジム磁石球を用いた非磁性金属の抵抗率測定法(第2報)」

このうち、優秀賞の受賞者は、10月27日(日)に東京理科大学神楽坂キャンパスにおいて行われる発表会でプレゼンテーションを行います。この発表会で総合的な審査により最優秀賞が決定します。研究成果をわかりやすく正確に伝えられるように、頂点を目指して頑張ります。

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