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本校のSSHの目的

大学・研究機関等との連携の下、知的好奇心の喚起及び醸成を図るとともに、科学的な疑問点の解決・実践に結びつけ、また地域特有の課題で世界に通用する科学者としての素養を磨き、かつ創造性・独創性及び科学的リテラシーを身につけ、地域社会及び世界に科学イノベーションで貢献できる人材を育成する教育プログラムの開発をする。

本校のSSHの概要

  1. 知的好奇心の喚起にとどまらず、好奇心解決の実践に結びつけ、さらには学力(三要素)の向上につなげていくプログラムの開発をする。
  2. 地域特有の課題から世界規模の課題に発展させ、世界に広く発信し世界で通用するコミュニケーション力・創造性・独創性及び科学的リテラシーを養成するプログラムの開発をする。
  3. 豊かな人間性や国際性、倫理観の醸成を計画的に取り組むとともに、それらを課題研究や学習に効果的につなげていくプログラムの開発をする。

教科内・外で充実する指導

SS基礎(基礎科学実験、SS数学、SS英語、SS倫理)などのほか、科学者を招聘しての全校科学講演会、日本大学などをはじめとする大学出前授業、フィールドワークやサイエンスツアーなどを通じて、科学者としての知識と心を育成するための取り組みを充実させる。

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北海道大学大学院工学研究院で課題研究発表研修を行いました

 平成28年6月14日(火)、2年SSHクラス生徒対象に、北海道大学大学院工学研究院にて訪問研修を実施しました。この取り組みは、北海道大学大学院工学研究院原田准教授研究室と連携し、大学院生に対し、課題研究発表を行うことで自らの課題研究の課題を再発見し、実験内容等を見直す機会としています。
 今年度は、課題研究9班に、北海道大学の大学院生を各班1名配置いただき、大学院生と徹底的に課題研究についてのディスカッション(各班:30分×3回)を行いました。
 今回の発表で疑問点の抽出および研究に欠けている部分を発見することができ、今後の課題研究の取組みの充実を図りました。生徒達にとって、とても有意義な時間となりました。

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SS数学を実施

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実施日程

平成28年5月12日(木)現象を解明するための計算の基礎知識(1)
平成28年5月19日(木)現象を解明するための計算の基礎知識(2)
平成28年6月2日(木)数学コンテスト紹介
 
 SS数学では今後の課題研究の基礎となる有効数字の取扱いや、思考することの楽しさを満喫できる数学コンテストを紹介しました。
 「鳩が4羽、鳩の巣が3個あります。すべての鳩が巣に入るとき、2羽以上の鳩がいる巣が必ずある。」これを「鳩の巣原理」といいます。ごく普通に思えるこの原理を利用すると次のような問題を解くことが出来ます。「一辺の長さが70㎝の正方形の形をした射的の的があり、50発の弾丸が異なる50カ所に当たりました。このとき、ある2つの弾丸で、的に当たった2点間の距離が15㎝未満のものがある。」ユーモアを交えながら思考することの楽しさを満喫できる講義を展開したのは杉本幸司先生(札幌静修高等学校教員)で、北海道高等学校数学コンテストの出題者です。生徒たちは新しい数学との出会いに興奮し、今後の課題研究のヒントを得ることができました。

平成28年度SSH科学講演会が開催されました

 平成28年5月24日(火)13:45~15:00、札幌日本大学高等学校高校校舎体育館にて、札幌医科大学 医学部附属フロンティア医学研究所 神経再生医療学部門 医学博士 佐々木祐典先生をお招きして、全校生徒を対象とする平成28年度SSH科学講演会「北海道発の再生医療 -脳梗塞と骨髄損傷の後遺症改善を目指して-」を開催しました。当日は晴天にも恵まれ、保護者の方々も含め約1000人の参加がありました。

 講演会の要旨は次のとおりです。「近年の生命科学の進歩によって、体のなかに存在する幹細胞(かんさいぼう)が発見されました。この幹細胞を体の外に取り出し、培養し、それをまた静脈から点滴で患者さんの体内に戻すことによって、多くの難病を治療しようという試みが始まっています。札幌医科大学では1990年代より、幹細胞のなかでも骨髄に存在する幹細胞(骨髄幹細胞)に着目して、脳梗塞や脊髄損傷などの体に障害が残りやすい疾患に対する治療法を開発するために、動物実験や臨床研究を行ってきました。現在は、これまでの基礎・臨床研究の良好な結果を受けて、患者さん本人から採集・培養した骨髄幹細胞を“お薬”として製品化して、多くの患者さんに使ってもらえるように、厚生労働省と話し合いをしながら、医師主導治験という形式の臨床試験を、脳梗塞と脊髄損傷の患者さんに対して行っています。今回の講演では、札幌医科大学で行っている脳梗塞や脊髄損傷に対する骨髄幹細胞を用いた再生医療の実際についてわかりやすく紹介し、疾病制圧の実現に向けた再生医療の今後の展望についても触れたいと思います。」
 
 講演は再生医療に関するとても興味深い内容であり、生徒達は強い関心をもって聞くことができました。 講演後の質疑応答においては、生徒からのすべての質問に、佐々木先生は一つ一つ丁寧にわかりやすく答えてくださいました。再生医療について普段は聞くことのできない興味深いお話ばかりであり、大変中身の濃い講演会となりました。佐々木先生、お忙しい中、講演をしていただき誠にありがとうございました。
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