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本校のSSHの目的

大学・研究機関等との連携の下、知的好奇心の喚起及び醸成を図るとともに、科学的な疑問点の解決・実践に結びつけ、また地域特有の課題で世界に通用する科学者としての素養を磨き、かつ創造性・独創性及び科学的リテラシーを身につけ、地域社会及び世界に科学イノベーションで貢献できる人材を育成する教育プログラムの開発をする。

本校のSSHの概要

  1. 知的好奇心の喚起にとどまらず、好奇心解決の実践に結びつけ、さらには学力(三要素)の向上につなげていくプログラムの開発をする。
  2. 地域特有の課題から世界規模の課題に発展させ、世界に広く発信し世界で通用するコミュニケーション力・創造性・独創性及び科学的リテラシーを養成するプログラムの開発をする。
  3. 豊かな人間性や国際性、倫理観の醸成を計画的に取り組むとともに、それらを課題研究や学習に効果的につなげていくプログラムの開発をする。

教科内・外で充実する指導

SS基礎(基礎科学実験、SS数学、SS英語、SS倫理)などのほか、科学者を招聘しての全校科学講演会、日本大学などをはじめとする大学出前授業、フィールドワークやサイエンスツアーなどを通じて、科学者としての知識と心を育成するための取り組みを充実させる。

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SS数学を実施

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実施日程

平成28年5月12日(木)現象を解明するための計算の基礎知識(1)
平成28年5月19日(木)現象を解明するための計算の基礎知識(2)
平成28年6月2日(木)数学コンテスト紹介
 
 SS数学では今後の課題研究の基礎となる有効数字の取扱いや、思考することの楽しさを満喫できる数学コンテストを紹介しました。
 「鳩が4羽、鳩の巣が3個あります。すべての鳩が巣に入るとき、2羽以上の鳩がいる巣が必ずある。」これを「鳩の巣原理」といいます。ごく普通に思えるこの原理を利用すると次のような問題を解くことが出来ます。「一辺の長さが70㎝の正方形の形をした射的の的があり、50発の弾丸が異なる50カ所に当たりました。このとき、ある2つの弾丸で、的に当たった2点間の距離が15㎝未満のものがある。」ユーモアを交えながら思考することの楽しさを満喫できる講義を展開したのは杉本幸司先生(札幌静修高等学校教員)で、北海道高等学校数学コンテストの出題者です。生徒たちは新しい数学との出会いに興奮し、今後の課題研究のヒントを得ることができました。

平成28年度SSH科学講演会が開催されました

 平成28年5月24日(火)13:45~15:00、札幌日本大学高等学校高校校舎体育館にて、札幌医科大学 医学部附属フロンティア医学研究所 神経再生医療学部門 医学博士 佐々木祐典先生をお招きして、全校生徒を対象とする平成28年度SSH科学講演会「北海道発の再生医療 -脳梗塞と骨髄損傷の後遺症改善を目指して-」を開催しました。当日は晴天にも恵まれ、保護者の方々も含め約1000人の参加がありました。

 講演会の要旨は次のとおりです。「近年の生命科学の進歩によって、体のなかに存在する幹細胞(かんさいぼう)が発見されました。この幹細胞を体の外に取り出し、培養し、それをまた静脈から点滴で患者さんの体内に戻すことによって、多くの難病を治療しようという試みが始まっています。札幌医科大学では1990年代より、幹細胞のなかでも骨髄に存在する幹細胞(骨髄幹細胞)に着目して、脳梗塞や脊髄損傷などの体に障害が残りやすい疾患に対する治療法を開発するために、動物実験や臨床研究を行ってきました。現在は、これまでの基礎・臨床研究の良好な結果を受けて、患者さん本人から採集・培養した骨髄幹細胞を“お薬”として製品化して、多くの患者さんに使ってもらえるように、厚生労働省と話し合いをしながら、医師主導治験という形式の臨床試験を、脳梗塞と脊髄損傷の患者さんに対して行っています。今回の講演では、札幌医科大学で行っている脳梗塞や脊髄損傷に対する骨髄幹細胞を用いた再生医療の実際についてわかりやすく紹介し、疾病制圧の実現に向けた再生医療の今後の展望についても触れたいと思います。」
 
 講演は再生医療に関するとても興味深い内容であり、生徒達は強い関心をもって聞くことができました。 講演後の質疑応答においては、生徒からのすべての質問に、佐々木先生は一つ一つ丁寧にわかりやすく答えてくださいました。再生医療について普段は聞くことのできない興味深いお話ばかりであり、大変中身の濃い講演会となりました。佐々木先生、お忙しい中、講演をしていただき誠にありがとうございました。
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第2回日本気象学会ジュニアセッションでポスター発表を行いました

 平成28年5月21日(土)、国立オリンピック記念青少年センター(東京都渋谷区)において「第2回日本気象学会ジュニアセッション」が開催されました。
 午前中のポスターセッションには全国から事前審査を通過した11校(16件)が集まり、日頃の研究成果を発表しました。セッションでは、2時間をかけて活発な議論を交わしました。午後からは、気象講演会に参加し、6名の専門家から台風に関する研究の現状と課題についての講演を聞きました。最後にパネルディスカッションがあり、台風に関するこれまでの基礎知識をいろいろな角度からさらに深めることができました。
 ポスターセッションでは、本校から小野寺栞里さん(3年)、浦川叶君(3年)、および村木廉君(3年)が「温度差で生じる流体の運動」の発表を、前田光稀君(3年)および小幡桃子さん(3年)が「気象条件と太陽の可視光との関係について」の発表をそれぞれ行いました。いずれの発表も、この1年間に取り組んだ研究成果をまとめたものであり、中間報告という形で発表しました。
 ジュニアセッション会場には、気象学会に参加していた数多くの有名な研究者および大学の先生がポスターの前に集まり、彼らの発表にとても熱心に耳を傾けてくれました。データのまとめ方や今後の研究の進め方などについて、彼らは数多くの具体的で有益な助言をいただくことができました。
 また、他校の生徒達との交流も深めることができ、2時間がとても短く感じられる充実した発表会となりました。
 今回発表した研究成果を後輩達が引き継ぎ、さらに内容を充実させて来年度も学会発表ができるように努力を積み重ねていきたいと思います。
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