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本校のSSHの目的

大学・研究機関等との連携の下、知的好奇心の喚起及び醸成を図るとともに、科学的な疑問点の解決・実践に結びつけ、また地域特有の課題で世界に通用する科学者としての素養を磨き、かつ創造性・独創性及び科学的リテラシーを身につけ、地域社会及び世界に科学イノベーションで貢献できる人材を育成する教育プログラムの開発をする。

本校のSSHの概要

  1. 知的好奇心の喚起にとどまらず、好奇心解決の実践に結びつけ、さらには学力(三要素)の向上につなげていくプログラムの開発をする。
  2. 地域特有の課題から世界規模の課題に発展させ、世界に広く発信し世界で通用するコミュニケーション力・創造性・独創性及び科学的リテラシーを養成するプログラムの開発をする。
  3. 豊かな人間性や国際性、倫理観の醸成を計画的に取り組むとともに、それらを課題研究や学習に効果的につなげていくプログラムの開発をする。

教科内・外で充実する指導

SS基礎(基礎科学実験、SS数学、SS英語、SS倫理)などのほか、科学者を招聘しての全校科学講演会、日本大学などをはじめとする大学出前授業、フィールドワークやサイエンスツアーなどを通じて、科学者としての知識と心を育成するための取り組みを充実させる。

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海外科学研修・ハワイ研修を実施[Vol 1]

 平成28年9月30日(金)~10月5日(水)、ハワイ研修に行ってきました。生物学的にも地学的にも特異な環境を持つハワイにおいて、「火山」「生物」「天文」「国際交流」をテーマとし、様々なプログラムに取り組んできました。

【1日目】
 前期終業式9月30日の夜、生徒19名、引率教員2名の旅行団は、新千歳空港を出発しました。ホノルル空港を経由し、ビッグアイランド・ハワイ島の西岸コナに到着したのは現地時間同日のお昼前。乾燥した暖かい気候と軽い時差ボケが我々を迎えてくれました。バスのお迎えがくるまでの間にランチをすませ、UCCコーヒープランテーションを見学。コーヒーは暑すぎても寒すぎても育つことができず、南国ハワイでもごく限られた地域でしか栽培されていません。コーヒーはフルーツの1種であり、熟した赤い実の皮を取り口に入れると甘い味がします。最近では外国から害虫が侵入し大きな被害が出ているようです。見学後、ハワイ島の横断道路を通り東岸の街ヒロに向かいました。ホテル到着前にカメハメハ大王に挨拶し、夕食のレストランに着いた時には大雨。南国のスコールを体験することになりました。
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ハワイ島・コナ空港             コーヒープランテーション

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カメハメハ大王と一緒に

【2日目】
 2日目はボルケーノ・火山の日、活火山キラウエアの見学でした。ホテルのレストランから見えるはずの白い頂・マウナケアの山頂も雲がかかっており、断続的に強い雨が降っていました。それでもハワイ島火山国立公園に到着した時には霧雨。溶岩湖だった大地を歩くキラウエア・イキ・トレイルに向かうことができました。2年前の研修では30℃以上の灼熱だったので、ポンチョを着た生徒たちは歩きやすかったかもしれません。溶岩トンネル・ラバチューブ、溶岩のほとばしりを確認できたハレマウマウ火口、硫黄谷・サルファーバンクスなどは地球の活動の荒々しさを知らしめる絶景でした。
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植物のレクチャー             キラウエア・イキ・トレイル 

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ラバチューブ               ハワイ島・5つの火山の説明

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ホテルのロビーでプレゼンの練習      雨のハワイ・ホテル前

フィールドワークⅡを実施

 平成28年9月29日(木)に「火山灰の中から歴史を探る」のテーマのもと、2年SSHクラスを対象にフィールドワークを行いました。この取り組みは、本校校舎の地下や周辺に存在する支笏火山噴出物及びその上部の恵庭火山噴出物、樽前火山噴出物の重なりや広がりを観察することから支笏火山の活動史とカルデラの形成史及び周辺の地形や地質に与えた影響を学習し、それらを通して私たちの生活の土台となっている自然や地形にも歴史があることを学ぶことを目的としています。

[コース]

白扇の滝~支笏湖岸~支笏湖ビジターセンター~美沢~美々貝塚~千歳市埋蔵文化財センター

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 火山灰の間に挟まれるローム層や黒ボク土が当時の動物や植物、人類が生活した土台であることを理解し、支笏カルデラ形成の4万年前から現在に至る支笏、恵庭、樽前火山の活動史とその周辺の自然史をイメージできた良い研修となりました。

神楽坂サイエンスアカデミー研究発表・閉会式が開催

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 平成28年9月25日(日)、株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ) (東京都千代田区) において、第1回神楽坂サイエンスアカデミー研究発表・閉会式が開催されました。研究発表・閉会式には、全国から6チームが参加し、13:30から16:00までポスター発表 (発表10分、質疑応答5分) が行われました。
 発表内容は、「風車による発電機」に「IoT」を利用したセンサーモジュールを取り付け、1か月間、屋外に設置し発電量を観察しながら改良を行った結果を報告しました。本校を代表して三浦健太郎君(2年7組)、石ケ森祐君(2年7組)、常陸聖君(2年7組)が「サボニウス型風車風力発電機へのネオジム磁石、複合材料、および IoT技術の応用」について、これまでの取り組み状況を報告しました。三浦君達は北海道における大型風力発電機の騒音問題を解決するため、サボニウス型発電機の製作法を確立、およびその発電効率の向上を目的として2か月ほど前に研究を開始しました。開始直後、この発電機には多くの問題があることがわかり、それらの解決策について詳しく報告しました。質疑応答では活発な議論が行われ、いろいろなアイディアが出ました。
 今回の議論を通して、参加者同士の交流がさらに深まりました。上記の目的を達成するためには、羽根がスムーズに回転するようにするための設計、材料の開発など、数多くの問題を一つ一つ解決していく必要があります。そのための基礎研究も必要となり、長期にわたる新たな研究がスタートすることになりました。また、三浦君達の発表に関して、「レポート・発表賞」が授与されました。発電効率を向上させるための改良を加え続け、実用化に向けた取り組みを粘り強く進めていきます。

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