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本校のSSHの目的

大学・研究機関等との連携の下、知的好奇心の喚起及び醸成を図るとともに、科学的な疑問点の解決・実践に結びつけ、また地域特有の課題で世界に通用する科学者としての素養を磨き、かつ創造性・独創性及び科学的リテラシーを身につけ、地域社会及び世界に科学イノベーションで貢献できる人材を育成する教育プログラムの開発をする。

本校のSSHの概要

  1. 知的好奇心の喚起にとどまらず、好奇心解決の実践に結びつけ、さらには学力(三要素)の向上につなげていくプログラムの開発をする。
  2. 地域特有の課題から世界規模の課題に発展させ、世界に広く発信し世界で通用するコミュニケーション力・創造性・独創性及び科学的リテラシーを養成するプログラムの開発をする。
  3. 豊かな人間性や国際性、倫理観の醸成を計画的に取り組むとともに、それらを課題研究や学習に効果的につなげていくプログラムの開発をする。

教科内・外で充実する指導

SS基礎(基礎科学実験、SS数学、SS英語、SS倫理)などのほか、科学者を招聘しての全校科学講演会、日本大学などをはじめとする大学出前授業、フィールドワークやサイエンスツアーなどを通じて、科学者としての知識と心を育成するための取り組みを充実させる。

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実験・実習・授業

平成27年度課題研究について

課題研究テーマ「ガウス加速器の加速メカニズム」

 私たちは、磁気的現象に興味を持ち、一人一人が異なる目標を設定し、ネオジム磁石を用いた課題研究に取り組んでいます。現在は、この課題研究と、締切りが目前に迫る物理チャレンジの実験課題(摩擦係数を測ってみよう)を並行して進めています。毎日、とても忙しい日々が続いていますが、先輩たちが残した成果を超える新たな発見を求めて全員が真剣に取り組んでいます。放課後は物理室に集合し、遅くまで残って実験をし、基礎データをこつこつと積み上げています。基礎データを取るための実験装置はすべて自分達のアイディアによる手作りで、身の回りにある物を利用して作っています。自分たちが作った装置で、美しいグラフが描けたときはとても感動します。世界中で誰も持っていないデータを私たちは今たくさん持っていることに興奮すると同時に、普段の授業では経験できない物理の面白さ、素晴らしさを体感しています。そして、このことが原動力となって、私たちは皆それぞれの目標に向かって日々、確実に前進しているのだと思います。これまでの成果は近いうちに学会発表をしたり、論文にまとめたりする予定です。
                    2年SSHクラス 河原林正思・棧翔之介・遠藤良

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 河原林正思君(2年)が独自に開発した装置で磁力を測定しているところです。彼は手作りの装置をつくることに関しては、誰にも負けない技術を持っています。

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 棧翔之介君(2年)がこれまでに取った数多くのデータをもとに運動量、運動エネルギー、磁力による位置エネルギー、反発係数、摩擦力など基本的な物理量を計算し、結果を整理しているところです。

その他、研究について

 他に電磁誘導の研究をしている生徒、ネオジム磁石球を含む球体の摩擦力を研究している生徒など、ネオジム磁石に関わる研究に精力的に取り組んでいます。

学会発表・物理チャレンジについて

学会発表用の資料および物理チャレンジの実験課題レポート作成

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 佐藤解君(3年)が学会発表用のパワーポイントおよび物理チャレンジの実験課題レポートを並行して作成しているところです。佐藤解君は2年間ケルセチンの研究をしてきましたが、3年生になっていろいろな分野の研究にチャレンジしています。

フィールドワーク(生物)を実施 ~平成27年度第1回目~

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 平成27年6月13日(土)・14日(日)、1年SSHクラスの希望者4名と2年SSHクラスの希望者5名、及び科学部生徒4名でフィールドワーク(生物)を実施しました。この活動は、ゴマシジミという蝶とそこに共生する昆虫・植物の生態を知る事を主な目的とし、通算で6回目の活動になります。

 ゴマシジミは、小さな青い蝶(シジミチョウ)で、アリと共生する(アリの巣に住み生活する)特殊な生態を持ち、レッドリスト2011準絶滅危惧種に指定されている蝶です。そんな珍しい蝶が北広島市内に生息していることが確認され、課題研究においてその生態を調査し研究を進めています。今回も玉川大学脳科学研究所の特別研究員である坂本洋典先生より様々な指導・助言をいただき、調査を行いました。今後についても生息環境をこわさないように配慮
し、貴重なフィールドがある北広島市で独自の研究や採取を進めていきます。

 また、13日(土)はペットボトルで作る簡易吸虫管を作製しました。早速、フィールドに行き自ら作製した簡易吸虫管を使い、アリ等の小さな昆虫を捕獲しました。
 さらに、7月に札幌で行われる国際野生動物管理学術会議(IWMC)※1の高校生ポスターセッションに発表する生徒(3年3名・2年3名)が課題研究テーマ『北広島市のゴマシジミ生息地の特徴~ゴマシジミ保全のために~』を英語で発表し、坂本洋典先生に指導・助言をいただきました。

 翌日の14日は、フィールドで昆虫撮影ワークショップを行いました。記録用の写真および生態を見せる写真の両面を考えながら、生徒達は小さな生き物を追いかけました。その後、撮影写真をプロジェクターに投影し、生徒は苦労した点や感想を述べ、坂本洋典先生から講評をいただきました。

※1…国際野生動物管理学術会議(IWMC)
   野生動物の保全を目的とした国際学会で、英語でのプレゼンテーションが行われます。
   詳しくはこちら
   (公益社団法人日本動物学会 第 5回国際野生動物管理学術会議)

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