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本校のSSHの目的

大学・研究機関等との連携の下、知的好奇心の喚起及び醸成を図るとともに、科学的な疑問点の解決・実践に結びつけ、また地域特有の課題で世界に通用する科学者としての素養を磨き、かつ創造性・独創性及び科学的リテラシーを身につけ、地域社会及び世界に科学イノベーションで貢献できる人材を育成する教育プログラムの開発をする。

本校のSSHの概要

  1. 知的好奇心の喚起にとどまらず、好奇心解決の実践に結びつけ、さらには学力(三要素)の向上につなげていくプログラムの開発をする。
  2. 地域特有の課題から世界規模の課題に発展させ、世界に広く発信し世界で通用するコミュニケーション力・創造性・独創性及び科学的リテラシーを養成するプログラムの開発をする。
  3. 豊かな人間性や国際性、倫理観の醸成を計画的に取り組むとともに、それらを課題研究や学習に効果的につなげていくプログラムの開発をする。

教科内・外で充実する指導

SS基礎(基礎科学実験、SS数学、SS英語、SS倫理)などのほか、科学者を招聘しての全校科学講演会、日本大学などをはじめとする大学出前授業、フィールドワークやサイエンスツアーなどを通じて、科学者としての知識と心を育成するための取り組みを充実させる。

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実験・実習・授業

【1年】科学基礎実験を実施

 平成27年6月25日(木)~7月9日(木)までに計3回、1年SSHクラス対象に、実験の基礎知識と技術を習得することを目的とし、科学基礎実験を実施しました。この科学基礎実験は、以下の実験テーマで3展開の授業で行われました。

 『地球の大きさを測る』では、生徒が歩くごとにGPSの緯度・経度が秒単位で変化し、地球がとても大きく丸いことを実感することができました。また、緯度の変化から地球の半径を導く過程で、地球の大きさを求めた古代ギリシャの先人(エラトステネス)の科学の奥深さに触れ、生徒たちの知的好奇心を喚起することができました。「測定後の計算で有効数字を使うことができ良い経験になった。」など生徒の感想がありました。

 また、『顕微鏡で観察物の大きさをはかる』では、微細な物を観察する手順や、実際に観察したものの大きさをミクロメーター(接眼・対物)を用いて測定する方法を学びました。観察した物(今回は自分の髪の毛)の特徴を、どのようにとらえてスケッチするか苦労している生徒もいました。生徒たちは、肉眼で見えないものでも実験の対象となるものが数多く存在する可能性に気付きました

 『校舎周辺のアリの分布を調べる』では、札幌市を含む石狩管内に30種類はいると言われるアリを校舎周辺で何種類いるかを調べました。生徒は、学校周辺の環境とそこに住む生物との関係を知る機会になりました。

科学基礎実験スケジュール

【第1クール】      【第2クール】
第1回目:6月25日(木)  第1回目:8月27日(木)
第2回目:7月 2日(木)  第2回目:9月 3日(木)
第3回目:7月 9日(木)  第3回目:9月17日(木)
             ※第2クールは、別の実験テーマで行います。

【第1クール】

1.地球の大きさを測る(地学分野)

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目的①エラトステネスと同様の手法で地球の大きさを測定する。
  ②エラトステネスの偉大さと科学技術の進歩を理解する。
  ③地球の大きさを実感するとともに、緯度・経度を理解する。
方法①GPS受信機を用いて、本校グランドにおいて経度の同じ二地点間をおよそ100m移動
   し緯度を記録する。
  ②得られたデータ(緯度差と距離)を用いて、地球の半径を計算で求める。
  ③各班の結果を比較する。

2.顕微鏡で観察物の大きさをはかる(生物分野)

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目的①顕微鏡の正しい使い方を学ぶ。
  ②ミクロメーターを使って観察物の大きさをはかる。
方法①顕微鏡各部の名称を確認する。また、ミクロメーターで観察物の大きさをはかることの
   できる原理を学ぶ。
  ②自分の髪の毛を観察する。髪の毛の直径を測った後、、観察物である髪の毛の特徴を踏
   まえ正確にスケッチする。

3.校舎周辺のアリの分布を調べる(生物分野)

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目的①アリの種類と分布から、学校周辺の環境を考える。
  ②生物調査の手法をつかむ。
方法①ベイト(餌)トラップを仕掛けて、集まってきたアリの種類と数を調べる。
  ②石の下や樹上、巣を見つけて、そこにいるアリの観察を行う。
  ③アリの種類とその周辺の環境を観察して関連付ける。

平成27年度課題研究について

課題研究テーマ「ガウス加速器の加速メカニズム」

 私たちは、磁気的現象に興味を持ち、一人一人が異なる目標を設定し、ネオジム磁石を用いた課題研究に取り組んでいます。現在は、この課題研究と、締切りが目前に迫る物理チャレンジの実験課題(摩擦係数を測ってみよう)を並行して進めています。毎日、とても忙しい日々が続いていますが、先輩たちが残した成果を超える新たな発見を求めて全員が真剣に取り組んでいます。放課後は物理室に集合し、遅くまで残って実験をし、基礎データをこつこつと積み上げています。基礎データを取るための実験装置はすべて自分達のアイディアによる手作りで、身の回りにある物を利用して作っています。自分たちが作った装置で、美しいグラフが描けたときはとても感動します。世界中で誰も持っていないデータを私たちは今たくさん持っていることに興奮すると同時に、普段の授業では経験できない物理の面白さ、素晴らしさを体感しています。そして、このことが原動力となって、私たちは皆それぞれの目標に向かって日々、確実に前進しているのだと思います。これまでの成果は近いうちに学会発表をしたり、論文にまとめたりする予定です。
                    2年SSHクラス 河原林正思・棧翔之介・遠藤良

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 河原林正思君(2年)が独自に開発した装置で磁力を測定しているところです。彼は手作りの装置をつくることに関しては、誰にも負けない技術を持っています。

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 棧翔之介君(2年)がこれまでに取った数多くのデータをもとに運動量、運動エネルギー、磁力による位置エネルギー、反発係数、摩擦力など基本的な物理量を計算し、結果を整理しているところです。

その他、研究について

 他に電磁誘導の研究をしている生徒、ネオジム磁石球を含む球体の摩擦力を研究している生徒など、ネオジム磁石に関わる研究に精力的に取り組んでいます。

学会発表・物理チャレンジについて

学会発表用の資料および物理チャレンジの実験課題レポート作成

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 佐藤解君(3年)が学会発表用のパワーポイントおよび物理チャレンジの実験課題レポートを並行して作成しているところです。佐藤解君は2年間ケルセチンの研究をしてきましたが、3年生になっていろいろな分野の研究にチャレンジしています。

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