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本校のSSHの目的

大学・研究機関等との連携の下、知的好奇心の喚起及び醸成を図るとともに、科学的な疑問点の解決・実践に結びつけ、また地域特有の課題で世界に通用する科学者としての素養を磨き、かつ創造性・独創性及び科学的リテラシーを身につけ、地域社会及び世界に科学イノベーションで貢献できる人材を育成する教育プログラムの開発をする。

本校のSSHの概要

  1. 知的好奇心の喚起にとどまらず、好奇心解決の実践に結びつけ、さらには学力(三要素)の向上につなげていくプログラムの開発をする。
  2. 地域特有の課題から世界規模の課題に発展させ、世界に広く発信し世界で通用するコミュニケーション力・創造性・独創性及び科学的リテラシーを養成するプログラムの開発をする。
  3. 豊かな人間性や国際性、倫理観の醸成を計画的に取り組むとともに、それらを課題研究や学習に効果的につなげていくプログラムの開発をする。

教科内・外で充実する指導

SS基礎(基礎科学実験、SS数学、SS英語、SS倫理)などのほか、科学者を招聘しての全校科学講演会、日本大学などをはじめとする大学出前授業、フィールドワークやサイエンスツアーなどを通じて、科学者としての知識と心を育成するための取り組みを充実させる。

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平成29年度SSH科学講演会 開催

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 平成29年6月27日(火)本校体育館にて、株式会社チャレナジー代表取締役の清水敦史先生を講師としてお招きし、全校生徒対象に科学講演会「台風発電でエネルギー革命に挑む~下町風力発電プロジェクト~」を開催しました。

 講演の要旨は次のとおりです。
 『私は、2011年の福島原発事故をきっかけに、再生可能エネルギーの時代を実現したいと思い、風力発電の研究を始めました。その後、株式会社チャレナジーを起業し、現在は世界初の「垂直軸型マグナス式風力発電機」の実用化にチャレンジしています。
 日本は風の強さや向きが不安定で、その上、毎年台風が襲来するため、風力発電機が壊れやすく、風力発電に適していないと言われています。そこで、通常時だけでなく、不安定な風でも、台風でも発電できる風力発電機を開発しようと考えました。
 「垂直軸型マグナス式風力発電機」は、プロペラのない風力発電機です。かわりに円筒がついており、風の中で円筒を自転させたときに発生する「マグナス力」により風力発電機全体が回転することで発電します。円筒の自転速度を調整することにより、強風でも暴走することなく発電できます。また、垂直軸風車なので、風向きに合わせる必要もありません。これにより、不安定な風でも、台風でも発電できると考えています。
 2016年の夏から、沖縄県で実験を開始し、台風の中での発電にも成功しました。
 2020年の東京オリンピックまでに実用化し、世界中で台風やハリケーンを災害からエネルギー源へ変えることを目指しています。』

 情熱と使命感に溢れた清水先生のお話に、私達は深く感動し強く心を打たれました。風力発電に関わる普段は絶対聞くことのできない興味深いお話ばかりであり、大変中身の濃い講演会となりました。私達も、チャレナジーの皆さんのように課題に立ち向かい解決していける力を身につけるため、これからも努力を積み重ねていきます。

北海道大学大学院工学研究院において課題研究ディスカッションを実施

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 平成29年6月20日(火)、高校2年SSH選択生徒41名が、北海道大学大学院工学研究院を訪問しました。この取り組みは、同工学研究院原田准教授研究室と連携し、大学院生に対して課題研究発表を行うことで自らの課題研究の課題を再発見し、実験内容等を見直す機会とするものです。同時に夏休みに控えているサイエンスツアーⅡにおける大学研究室訪問の際に行う、課題研究発表の効果的なやり方を学ぶ機会でもあります。
 今年度は、課題研究が18班ありましたので、3班ごとに1つのユニットを作り、担当の大学院生を1~2名配置していただく形式で課題研究発表を行いました。生徒たちは「発表」「質疑」「記録」と役割分担を決め、30分の間大学院生を交えてディスカッションを行いました。大学院生からは、厳しい質問やアドバイスが数多く与えられ、生徒たちはそれらの一言一言を真剣に受け止めながら記録している姿が見られていました。
 今回の大学院生からのアドバイスをもとに、今後の課題研究をより充実させるとともに、サイエンスツアーⅡにむけての課題も発見できました。
 最後には原田准教授から「聞く相手のことを考えた発表の仕方」を考えるようにとのアドバイスをいただいた後、代表生徒が原田准教授と大学院生の方々に向けて、本日の取り組みに対するお礼の言葉を述べて、取り組みを終了することができました。

北海道大学低温科学研究所において研修を実施

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 平成29年6月15日(木)、北海道大学低温科学研究所の研究室・施設において、1年SSH選択生徒38名が研修を行いました。この研修は、1941年に北大初の附置研究所として設立された低温科学研究所で最先端の研究に触れ、知的好奇心を喚起することを目的に行いました。
 はじめに、斎藤研究支援推進員により、南極における観測隊の生活や日本の南極観測基地についての説明を受けました。南極への行き方、観測隊になるためにはなど、興味深い話を聞くことができました。その後、北海道大学古川義純名誉教授による特別講義『結晶は生きている』を受講し、雪・氷の結晶生成のメカニズムと、スペースシャトル内での微小重力環境による氷結晶生成実験について講義を受けました。講義では実際にスペースシャトル内で使われたものと同じ小型実験装置の紹介もあり、生徒たちは興味深く見ていました。
 その後、生徒たちは3グループに分かれ、相転移実験室の見学や-20℃の低温実験室・-50℃の超低温保存室の見学、『石鹸膜内での氷の成長実験』をそれぞれ体験しました。
 相転移実験室では、氷の成長過程を分子レベルで捉える原子間力顕微鏡を用いた研究などが行われており、研究員の方から研究の面白さややりがいなどについて、熱意あふれる説明をいただきました。
 -50℃の超低温保存室では、南極大陸の氷床から採取された約70万年前の氷が含まれる長さ約3,000mの「氷コア」が保管されており、その氷を用いて様々な測定・実験が行われていることを知りました。普段体験することのできない超低温下での説明は生徒たちにとって貴重な経験となりました。
 また、『石鹸膜内での氷の成長実験』では、丸い針金の枠に張った石鹸膜を冷蔵庫に入れて冷却し、氷の結晶の成長の様子を観察しました。結晶が形成されていく過程を目の当たりにして、生徒たちは実験における観察の重要性や実験の進め方などについての重要性を再認識することができました。
 今回の訪問を通じて、後期(10月~)から始まる課題研究に向けて、研究に対する意欲が高まる有意義な研修となりました。

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