2018年8月1日(水)~3日(金)、2年SSH生徒が関東地方の大学・研究施設を訪問しました。1年後期から始めた課題研究の内容をより深めるため、大学の先生とディスカッションし、研究を進めることを目的としています。
研修日程
・8月1日(水)かずさDNA研究所・日本大学生産工学部
・8月2日(木)各研究グループが研究室を訪問
・8月3日(金)JAXA相模原キャンパス
1日目
かずさDNA研究所では、これまでの実績、ゲノム研究についての講義を受け、ブロッコリーからDNAを抽出する実験を行いました。2年生の研究グループには昆布からDNAを抽出するグループがあり、よい比較ができたと思います。次に日本大学生産工学部に移動し、学部の概要の説明を聞きました。市川隼人准教授指導の下、北海道大学・鈴木章名誉教授が発見しノーベル賞を受賞した「鈴木カップリング」の実験を行いました。生徒たちは実験の様子をよく観察し、どのような反応が起きているかディスカッションしました。
2日目
各研究グループが大学・研究室に訪問し、自分たちの研究内容をプレゼンテーションし、研究内容をどのように深め、進めていくかディスカッションしました。研究内容の基本的なことから、大学レベルの学習内容まで様々な視点から議論ができました。訪問を終えた生徒たちは、「詰めが甘い!」「しっかり指導してもらった」「これからの研究が楽しみ!!」と充実した顔をしてました。
訪問先
日本大学文理学部・理工学部・生物資源科学部・スポーツ科学部、横浜国立大学、芝浦工業大学
3日目
最終日、JAXA相模原キャンパスを訪問しました。一般客が入ることができない月面探査シミュレーション施設や、はやぶさ2のオペレーションルームを見学することができました。その後、日本のロケットの歴史や、はやぶさ1号機の実績についての説明を受けました。