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本校のSSHの目的

大学・研究機関等との連携の下、知的好奇心の喚起及び醸成を図るとともに、科学的な疑問点の解決・実践に結びつけ、また地域特有の課題で世界に通用する科学者としての素養を磨き、かつ創造性・独創性及び科学的リテラシーを身につけ、地域社会及び世界に科学イノベーションで貢献できる人材を育成する教育プログラムの開発をする。

本校のSSHの概要

  1. 知的好奇心の喚起にとどまらず、好奇心解決の実践に結びつけ、さらには学力(三要素)の向上につなげていくプログラムの開発をする。
  2. 地域特有の課題から世界規模の課題に発展させ、世界に広く発信し世界で通用するコミュニケーション力・創造性・独創性及び科学的リテラシーを養成するプログラムの開発をする。
  3. 豊かな人間性や国際性、倫理観の醸成を計画的に取り組むとともに、それらを課題研究や学習に効果的につなげていくプログラムの開発をする。

教科内・外で充実する指導

SS基礎(基礎科学実験、SS数学、SS英語、SS倫理)などのほか、科学者を招聘しての全校科学講演会、日本大学などをはじめとする大学出前授業、フィールドワークやサイエンスツアーなどを通じて、科学者としての知識と心を育成するための取り組みを充実させる。

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北海道大学低温科学研究所において研修を実施

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 平成29年6月15日(木)、北海道大学低温科学研究所の研究室・施設において、1年SSH選択生徒38名が研修を行いました。この研修は、1941年に北大初の附置研究所として設立された低温科学研究所で最先端の研究に触れ、知的好奇心を喚起することを目的に行いました。
 はじめに、斎藤研究支援推進員により、南極における観測隊の生活や日本の南極観測基地についての説明を受けました。南極への行き方、観測隊になるためにはなど、興味深い話を聞くことができました。その後、北海道大学古川義純名誉教授による特別講義『結晶は生きている』を受講し、雪・氷の結晶生成のメカニズムと、スペースシャトル内での微小重力環境による氷結晶生成実験について講義を受けました。講義では実際にスペースシャトル内で使われたものと同じ小型実験装置の紹介もあり、生徒たちは興味深く見ていました。
 その後、生徒たちは3グループに分かれ、相転移実験室の見学や-20℃の低温実験室・-50℃の超低温保存室の見学、『石鹸膜内での氷の成長実験』をそれぞれ体験しました。
 相転移実験室では、氷の成長過程を分子レベルで捉える原子間力顕微鏡を用いた研究などが行われており、研究員の方から研究の面白さややりがいなどについて、熱意あふれる説明をいただきました。
 -50℃の超低温保存室では、南極大陸の氷床から採取された約70万年前の氷が含まれる長さ約3,000mの「氷コア」が保管されており、その氷を用いて様々な測定・実験が行われていることを知りました。普段体験することのできない超低温下での説明は生徒たちにとって貴重な経験となりました。
 また、『石鹸膜内での氷の成長実験』では、丸い針金の枠に張った石鹸膜を冷蔵庫に入れて冷却し、氷の結晶の成長の様子を観察しました。結晶が形成されていく過程を目の当たりにして、生徒たちは実験における観察の重要性や実験の進め方などについての重要性を再認識することができました。
 今回の訪問を通じて、後期(10月~)から始まる課題研究に向けて、研究に対する意欲が高まる有意義な研修となりました。

The 12th Conference on Science and Technology for Youth 2017において招待発表

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 平成29年6月3日(土)~6月4日(日)の2日間にわたって、第12回青年科学技術会議(The 12th Conference on Science and Technology for Youth 2017) がBangkok International Trade & Exhibition Centre (Bangkok, Thailand)で開催されました。本校から2年10組 SSH選択者 横山貴紀君、三戸柚香さん、牧野楓也君の3名が日本を代表して参加し、”Motion of a spherical neodymium magnet falling through a metal pipe”についてPoster presentation (English Session) およびOral presentation (English Session) の両セッションにおいて招待発表を行いました。
 この大会は、タイおよび他の国々から高校生、大学生、大学院生および研究者達が集まり、研究成果を発表し,意見交換することによって研究内容をさらに深めることを主な目的としています。高校オーラルセッションにはタイ、ベトナム、日本から21組が参加しました。また、本校は、大学生達が行うポスターセッションにも参加し、研究成果をわかりやすく発表し、質疑応答を行いました。
 アジアのトップレベルの高校生達や大学生達と英語で直接議論したり、専門の先生方と英語で質疑応答をしたりする経験を積み重ねていくことで、英語によるプレゼン能力を少しずつ向上させていきます。

SS数学を実施

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 平成29年6月1日(木)、北海道数学コンテストの出題者の一人である杉本幸司先生をお招きして、普段の授業とは違った形の数学に取り組みました。杉本先生のユーモアあふれる語り口で、数学的な思考をすることの楽しさを満喫した一日になりました。
 「鳩が4羽、鳩の巣が3個あります。すべての鳩が巣に入るとき、2羽以上の鳩がいる巣が必ずある。」これを「鳩の巣原理」といいます。ごく普通に思えるこの原理を利用すると次のような問題を解くことが出来ます。「一辺の長さが70㎝の正方形の形をした射的の的があり、50発の弾丸が異なる50カ所に当たりました。このとき、ある2つの弾丸で、的に当たった2点間の距離が15㎝未満のものがある。」という質問が杉本先生からされました。生徒たちは、習ったばかりの鳩の巣原理を用いて積極的に説明をしようとがんばる姿が見られていました。この授業を通じて生徒たちは新しい数学との出会いに興奮し、今後の課題研究のヒントを得ることができました。

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