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本校のSSHの目的

大学・研究機関等との連携の下、知的好奇心の喚起及び醸成を図るとともに、科学的な疑問点の解決・実践に結びつけ、また地域特有の課題で世界に通用する科学者としての素養を磨き、かつ創造性・独創性及び科学的リテラシーを身につけ、地域社会及び世界に科学イノベーションで貢献できる人材を育成する教育プログラムの開発をする。

本校のSSHの概要

  1. 知的好奇心の喚起にとどまらず、好奇心解決の実践に結びつけ、さらには学力(三要素)の向上につなげていくプログラムの開発をする。
  2. 地域特有の課題から世界規模の課題に発展させ、世界に広く発信し世界で通用するコミュニケーション力・創造性・独創性及び科学的リテラシーを養成するプログラムの開発をする。
  3. 豊かな人間性や国際性、倫理観の醸成を計画的に取り組むとともに、それらを課題研究や学習に効果的につなげていくプログラムの開発をする。

教科内・外で充実する指導

SS基礎(基礎科学実験、SS数学、SS英語、SS倫理)などのほか、科学者を招聘しての全校科学講演会、日本大学などをはじめとする大学出前授業、フィールドワークやサイエンスツアーなどを通じて、科学者としての知識と心を育成するための取り組みを充実させる。

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施設等見学・研修

海外科学研修・ハワイ研修を実施[Vol 2]

【3日目】
 3日目はハワイの動植物と宇宙の日。ハワイ大学・国立天文台の傍にあるイミロア天文学センターに行きました。センターの庭にはハワイ島独特の植物が生育しており、その植物の特徴とネイティブハワイアンの利用方法ついて、ハワイ大学の講師にレクチャーしてもらいました。センター内ではプラネタリウム、科学展示を見てそれぞれが学習。午後からは講義室に移り、ハワイの動植物が絶滅の危機の直面していることを学びました。ここでは生徒たちからよい質問が出ていました。実はこの日も大雨。プログラムの順番を入れ替え、何とか難を逃れました。
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植物のレクチャー            イミロアセンター内の科学展示

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絶滅危惧種のレクチャー

 ホテルに戻り、マウナケア中腹・オニヅカビジターセンターでの天体観測に向け準備をして雨の中ホテルを出発。年間95%が晴天と言われるマウナケア中腹に到着しても雨は止みませんでした。夕食のお弁当を食べ日没まで待っていたところ、雲の切れ間ができ天頂に一番星を確認。バスに乗って少し移動した頃には札幌では見ることができないような星空になっていました。北海道よりもずっと低い位置に見える北斗七星・カシオペア座。南の空にはさそり座・いて座。天頂を通る天の川もしっかりと確認できました。星空を満喫した1時間後、私たちの天体観測を待っていてくれた雲が東の空から移動し、夜空を半分隠したところで終了。ホテルまで戻っていく道すがらも土砂降り。溶岩の大地にジャングルができる理由がわかりました。

海外科学研修・ハワイ研修を実施[Vol 1]

 平成28年9月30日(金)~10月5日(水)、ハワイ研修に行ってきました。生物学的にも地学的にも特異な環境を持つハワイにおいて、「火山」「生物」「天文」「国際交流」をテーマとし、様々なプログラムに取り組んできました。

【1日目】
 前期終業式9月30日の夜、生徒19名、引率教員2名の旅行団は、新千歳空港を出発しました。ホノルル空港を経由し、ビッグアイランド・ハワイ島の西岸コナに到着したのは現地時間同日のお昼前。乾燥した暖かい気候と軽い時差ボケが我々を迎えてくれました。バスのお迎えがくるまでの間にランチをすませ、UCCコーヒープランテーションを見学。コーヒーは暑すぎても寒すぎても育つことができず、南国ハワイでもごく限られた地域でしか栽培されていません。コーヒーはフルーツの1種であり、熟した赤い実の皮を取り口に入れると甘い味がします。最近では外国から害虫が侵入し大きな被害が出ているようです。見学後、ハワイ島の横断道路を通り東岸の街ヒロに向かいました。ホテル到着前にカメハメハ大王に挨拶し、夕食のレストランに着いた時には大雨。南国のスコールを体験することになりました。
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ハワイ島・コナ空港             コーヒープランテーション

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カメハメハ大王と一緒に

【2日目】
 2日目はボルケーノ・火山の日、活火山キラウエアの見学でした。ホテルのレストランから見えるはずの白い頂・マウナケアの山頂も雲がかかっており、断続的に強い雨が降っていました。それでもハワイ島火山国立公園に到着した時には霧雨。溶岩湖だった大地を歩くキラウエア・イキ・トレイルに向かうことができました。2年前の研修では30℃以上の灼熱だったので、ポンチョを着た生徒たちは歩きやすかったかもしれません。溶岩トンネル・ラバチューブ、溶岩のほとばしりを確認できたハレマウマウ火口、硫黄谷・サルファーバンクスなどは地球の活動の荒々しさを知らしめる絶景でした。
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植物のレクチャー             キラウエア・イキ・トレイル 

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ラバチューブ               ハワイ島・5つの火山の説明

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ホテルのロビーでプレゼンの練習      雨のハワイ・ホテル前

フィールドワークⅠ(地学)を実施

 平成28年8月27日(土)、1年SSHコース生徒を対象にフィールドワークを実施しました。25日(木)の事前学習で、札幌周辺の地形の特徴や地質の歴史、及び本校周辺の地形との関係等について学習しました。当日は快晴で気温もそれほど上がらず過ごしやすい天気でした。一方、豊平川は先日の台風の影響で上流のダムから放水されていたため、予定していた藻南公園での石英斑岩の採取や砥山橋付近での化石の採取は残念ながらできませんでした。

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 橋から望む豊平川(写真奥は札幌市街地)   豊平川河岸段丘の観察(藻南公園)

 小金湯温泉近くの河原にも砥石橋下の地層は続いているので、こちらで石英斑岩・二枚貝の化石を採取することにしました。

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       石英斑岩・二枚貝の化石を探す生徒達(小金湯温泉付近)

 札幌軟石は4万年前に支笏火山が大噴火した証拠です。そのときの火山灰が札幌・千歳・苫小牧を埋め尽くすほど大規模なものでした。

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 20mもの高さがある支笏火砕流堆積物      札幌軟石の採石体験

 この日の最後に平岸の博物館活動センターを訪れました。ここには2003年に発見された大型ほ乳類・サッポロカイギュウの骨格レプリカが展示されています。サッポロカイギュウが生息していた820万年前の北海道の様子を古沢先生にレクチャーしてもらいました。

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 サッポロカイギュウの骨格レプリカ   博物館活動センター古沢先生(右)と採取した石

 生徒が採石したものを古沢先生に見てもらうと生痕化石(生物が生きていた証拠の化石)であることがわかりました。今回のフィールでワークでは、豊平川流域の地形の形成メカニズムや、800万年前から現在に至るまでの地層・地質の形成について学ぶことができ、地球のダイナミックな活動を知るよい機会となりました。

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