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重点枠事業

研究開発課題

地球規模の課題を独自の連携によって解決に迫り、新たな価値を創造する人材の育成

目指す生徒像

高度な科学的視点から常識にとらわれずに本質に迫り、新たな価値を創造する人

育てる資質・能力

デザイン的思考力・コラボレーション力・課題解決力

基礎枠事業

研究開発課題

科学的好奇心を醸成し地域特有課題の発見・解決を導き世界に貢献する科学者育成

目指す生徒像

科学的な見方・考え方を身につけ、自分の頭で考え自分の言葉で語れる人

育てる資質・能力

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奨励賞を受賞 日本地質学会ジュニアセッション~第18回小・中・高校生徒「地学研究」発表会

 日本地質学会ジュニアセッション~第18回小・中・高校生徒「地学研究」発表会に参加いたしました。今回は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、ジュニアセッションはデジタルポスター発表会という形式となり、16校・18件の発表がありました。
 
 本校生徒は、「豊平川の古流向を調べる」という研究テーマで、札幌周辺では豊平川の上流域にのみ分布する石英斑岩を指標岩石として豊平川の流れの変遷を調査しました。
 発表者は、3年生の近智文君、不破千太君、田鎖龍汰君、安田基一郎君の4人です。
 その結果、現在の北広島付近を北流する千歳川流域にない石英斑岩が北広島市大曲で見つかり、レキが流れてきた方向が、現在の豊平川上流方面にあることが分かりました。このことは、現在札幌中心部を流れる豊平川がかつては北広島方向に流れていたことを意味します。

 審査の結果、奨励賞を受賞することができました。今後のさらなる発展を期待しています。

姉妹校IASAとのオンラインセッションを実施

 2020年11月16日(月)に本校の姉妹校である仁川科学芸術英才高等学校(IASA)とのオンラインセッションを実施しました。昨年度まではお互いの学校を行き来しながら科学交流を行ってきましたが、今年度はお互いに訪問することができない状況ですので、ZOOMを用いたオンラインセッションという形になりました。

 本校からは高校1,2年生16名が希望して参加しました。今回は第1回目という事で、参加者同士で自己紹介や休校中のオンライン授業などについて話をしました。初めての経験でしたので接続がスムーズにいかないところもありましたが、1時間ほどの間英語を使ってコミュニケーションを取り合いました。昨年度IASAを訪問した本校生徒や、本校に来校してホームステイをしたIASAの生徒たちの間で楽しそうに会話が弾んでいました。今後はコロナウィルス感染症などについて、お互いの国の現状などを話し合う予定になっています。
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【SSHフィールドワークを実施】

 2020年10月24日(土)、高校1,2年生のSSH選択者16名が本校周辺地域のフィールドワークに出かけました。このフィールドワークの狙いは以下の3点です。

①北海道の化石、特に北広島市周辺で発見された化石について理解すること。
②本校の土台となっている野幌丘陵の成り立ちと支笏火山の活動史を学習すること。
③自然の歴史的な見方を取得し、自然とのかかわり方を学ぶこと。

 参加した生徒たちは、学校出発前に校舎玄関前から見える樽前山と恵庭岳の位置関係を確認しました。またこの2つの山の間に支笏湖があることも頭に入れながら、最初の目的地である北海道博物館に向かいました。ここでは北広島市で発見されたケナガマンモスやナウマンゾウをはじめとする大型哺乳類の復元模型が展示されています。展示室を一通り見学した後、生徒たちは学芸員の方から「北海道の化石」についての講義を受けました。この中で寒冷地に生息するケナガマンモスと比較的温暖な地域に生息するナウマンゾウがほぼ同時期に生活していた可能性について学びました。
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 北海道博物館での講義の後、生徒たちはバスに乗り国道274号線を北広島西の里砂採取場へと向かいました。274号線を移動中「椴山」と呼ばれるところが丘陵地のピークであるとの説明を受けました。椴山を通過後しばらくして西の里砂採取場の露頭でクロスラミナと呼ばれる地層を見学しました。この場所は昨年度、何名かの生徒が貝化石を発掘した場所でしたので、生徒たちは化石を発見しようと張り切って斜面を削りましたが、今年は残念なことに化石を発掘することはできませんでした。
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 西の里砂採取場での発掘を終えた後、生徒たちは島松軟石採掘跡に向かいました。ここは旧島松駅逓所近郊にあり、現在は高速道路の真下に位置しています。島松軟石は4万年前の支笏火砕流堆積物によるものです。生徒たちは近くに落ちている島松軟石の破片を観察し、その特徴を理解することができました。
 千歳市で昼食休憩を挟んだ後は、美々貝塚に行き縄文人の生活跡を見学しました。展示施設の中には約80㎝程の貝殻が詰まった地層が保存されていました。貝殻層の上下には樽前山の火山により堆積した火山灰層が堆積しているのが分かりました。美々貝塚の見学により、生徒たちは数千年前にはこの千歳市近郊まで海岸線があったという事を知りました。
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 フィールドワークの最後に向かったのは千歳市と苫小牧市の境界に位置する場所でした。ここの露頭では恵庭火山噴出物や支笏火砕流堆積物がはっきりと層状に堆積しているのを見ることができました。ここでは支笏軽石堆積物層のところに化石林が発掘できます。これはもともと森林があった場所に火山灰や軽石が急速に堆積し、その熱で森林が炭化したものと考えられています。生徒たちは説明を受けた後、斜面を登って化石林の発掘に挑戦しました。一生懸命にやったかいがあり、多くの生徒が化石林を発見しました。発掘したものの中には長さが90㎝、直径が10㎝程のものもありました。
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 わずか一日で学校周辺地域の地質に関する知識を学ぶことができ、今年度のフィールドワークを終えることができました。参加した人は今回のフィールドワークの経験を今後に生かしてほしいと思います。

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