■SSH通信 第6号 ※PDFファイルが開きます。
地球規模の課題を独自の連携によって解決に迫り、新たな価値を創造する人材の育成
高度な科学的視点から常識にとらわれずに本質に迫り、新たな価値を創造する人
デザイン的思考力・コラボレーション力・課題解決力
科学的好奇心を醸成し地域特有課題の発見・解決を導き世界に貢献する科学者育成
科学的な見方・考え方を身につけ、自分の頭で考え自分の言葉で語れる人
創造力・学びに向かう力・国際性
平成24年10月25日(木)、1年7組(SSHクラス)が千歳科学技術大学との連携の下、専門的な観点で実験を行う大学実験研修を行いました。二つのテーマで希望を確認の上、生徒達はいずれかを選択し実験を行いました。
テーマ1「光の波動性を探る ~ナノメートルオーダの測定への挑戦~」では、光の波動性に伴って生じる分光・回折現象を白色光源、レーザ光源、回折格子を使った実験を行いました。
その後、レーザ光や白色光源の分光によって作られる様々な色の光の波長の測定を行って、光の色と波長との関係の理解を目指すとともに、CDやDVDの記録溝の間隔の測定に挑戦し、簡単な実験によって1ミクロンより短い長さを測定しました。
また、テーマ2「発光ダイオードの原理と光通信 ~光デバイスのしくみを探る~」では、まず発光ダイオードを発光させて、通電電流と発光強度の関係を測定しました。
その後に、発光ダイオードの発光強度を音声信号によって変調することによる光通信(アナログ振幅変調通信)を体験し、現代社会における光デバイスの応用例を学びました。また、いくつかの異なる発光ダイオードを使った送受信実験を通じて、光の色とエネルギーの関係についての理解を深めました。
(実験後、各班で発表の様子)