海洋生物学の研修
平成25年1月8日、オネカハカハビーチを訪れる前に事前学習として、講師のClaudia Ziroli-Coyl氏から、スライドを用いてハワイ島の海洋生物について講義を受けました。
ハワイの海に生息する生物は、バンドウイルカやザトウクジラ、アシカをはじめ、アカエイ、マンタレイ、巨大なウミガメ、多彩な魚、珊瑚礁など様々です。
また、火山活動で作られたハワイ諸島は、活火山Kilaueaの噴火で溶岩洞や華やかなアーチ、及び海底の珊瑚の庭の形や様子を常に変化させています。このような環境があるハワイの海の生態系について学びました。
その後オネカハカハビーチに移動し、浅瀬に生息する無脊椎動物について、実際にその生物を観察しながらビーチで講義を受けました。また、Claudia Ziroli-Coyl氏が採取した砂を教材に、クイズ形式で「砂の形状と成分から、ハワイのどの地域で採取されたものか?」と出題し、生徒達は地域ごとの砂の形状や成分の違いについて学びました。
ワイアケア高校と交流
午後は、ハワイ島ヒロにあるワイアケア高校を訪問しました。本校代表生徒による英語の挨拶の後に、学校紹介DVDを放映し、札幌日本大学高校を紹介しました。その後、ワイアケア高校の生徒から迷路を走る小型ロボットの操縦や、ロボットコンテストに出場したバスケットボールをゴールに入れるロボットなどを紹介していただき、実際にロボットの操縦を体験しました。
また、歯ブラシに電動モーターを取り付けたシンプルなロボットを全員で作成し、いかに早く前進するか等を競い合いました。
生徒達は、この海外研修を通じて、ワイアケア高校の生徒達との交流が一番印象に残った、とても楽しかったという感想が多くありました。