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本校のSSHの目的

大学・研究機関等との連携の下、知的好奇心の喚起及び醸成を図るとともに、科学的な疑問点の解決・実践に結びつけ、また地域特有の課題で世界に通用する科学者としての素養を磨き、かつ創造性・独創性及び科学的リテラシーを身につけ、地域社会及び世界に科学イノベーションで貢献できる人材を育成する教育プログラムの開発をする。

本校のSSHの概要

  1. 知的好奇心の喚起にとどまらず、好奇心解決の実践に結びつけ、さらには学力(三要素)の向上につなげていくプログラムの開発をする。
  2. 地域特有の課題から世界規模の課題に発展させ、世界に広く発信し世界で通用するコミュニケーション力・創造性・独創性及び科学的リテラシーを養成するプログラムの開発をする。
  3. 豊かな人間性や国際性、倫理観の醸成を計画的に取り組むとともに、それらを課題研究や学習に効果的につなげていくプログラムの開発をする。

教科内・外で充実する指導

SS基礎(基礎科学実験、SS数学、SS英語、SS倫理)などのほか、科学者を招聘しての全校科学講演会、日本大学などをはじめとする大学出前授業、フィールドワークやサイエンスツアーなどを通じて、科学者としての知識と心を育成するための取り組みを充実させる。

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SSH海外研修(ハワイ島 第1日目)

 平成25年1月7日(月)~1月10日(木)、1年SSHクラスの希望生徒31名で海外研修(ハワイ島)に行きました。

研修日程

平成25年1月7日(月)
・ハワイ州立エネルギー研究所「=NELHA(ネルハ)」見学
・Big Island Abalone Corporation (BIAC) の養殖施設 見学
平成25年1月8日(火)
・オネカハカハビーチ(海洋生物学の研修)
・ワイアケア高校と交流
平成25年1月9日(水)
・太平洋津波博物館 見学
・イミロア天文学センター 施設見学
・すばる望遠鏡ハワイ観測所山麓施設 見学
・マウナケア山 マウナケア・ステートパーク(標高2,000m)での天体観測
平成25年1月10日(木)
・ハワイ火山国立公園 見学

ハワイ州立エネルギー研究所「=NELHA(ネルハ)」見学

 平成25年1月7日、最先端の自然エネルギー研究所であるハワイ州立エネルギー研究所「=NELHA(ネルハ)」で、 講師のJane Kelleher氏より自然エネルギーの研究について講義を受けました。
 「NELHA(ネルハ)」は1974年に設立され、エネルギーに利用する研究を主として行っている施設で、海洋深層水の有効利用をはじめ、他の目的に利用する研究と教育を行なっています。海洋深層水はハワイ沖に到着した後、直径1.4m、長さ2000mの巨大なパイプで汲み上げられ、冷水の海洋深層水と表層水の温度差を利用した海洋温度差発電など、多くの研究に利用されている事を学びました。
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Big Island Abalone Corporation (BIAC) の養殖施設 見学

 「NELHA(ネルハ)」の近隣にある、Big Island Abalone Corporation (BIAC) の養殖施設を見学しました。Big Island Abalone Corporation (BIAC)は、ハワイ島のコナ・コーストに位置し、コナ・コースト・アバロニのブランドで最高級品質のエゾアワビを養殖しています。
 コナ・コーストは、年間を通じて豊富な太陽光の日射に恵まれ、またミネラル成分豊富な冷水の海洋深層水を利用できることから、アワビの養殖に最適な自然環境が備わっています。
 これらの最適な自然環境を利用し、海洋深層水と表層水を混合することでアワビの飼育に適正な水温を年間通して維持する事を可能にし、アワビの成長を促進しています。アワビの品質の良さから、一流日本料理店、寿司店をはじめ、ハワイを代表する有名レストランのシェフ達から高い評価を受けているとのことです。生徒達は、施設概要及び研究の説明の後、こちらで養殖された美味しいエゾアワビのステーキをいただきました。
 海外研修の初日、海洋温度差発電を始めとした海洋深層水をエネルギーに有効利用する研究や、日本などに出荷されるアワビを養殖している施設見学など、貴重な経験をすることができました。
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SSH海外研修(ハワイ島 第2日目)

海洋生物学の研修

 平成25年1月8日、オネカハカハビーチを訪れる前に事前学習として、講師のClaudia Ziroli-Coyl氏から、スライドを用いてハワイ島の海洋生物について講義を受けました。
 ハワイの海に生息する生物は、バンドウイルカやザトウクジラ、アシカをはじめ、アカエイ、マンタレイ、巨大なウミガメ、多彩な魚、珊瑚礁など様々です。
 また、火山活動で作られたハワイ諸島は、活火山Kilaueaの噴火で溶岩洞や華やかなアーチ、及び海底の珊瑚の庭の形や様子を常に変化させています。このような環境があるハワイの海の生態系について学びました。
 その後オネカハカハビーチに移動し、浅瀬に生息する無脊椎動物について、実際にその生物を観察しながらビーチで講義を受けました。また、Claudia Ziroli-Coyl氏が採取した砂を教材に、クイズ形式で「砂の形状と成分から、ハワイのどの地域で採取されたものか?」と出題し、生徒達は地域ごとの砂の形状や成分の違いについて学びました。
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ワイアケア高校と交流

 午後は、ハワイ島ヒロにあるワイアケア高校を訪問しました。本校代表生徒による英語の挨拶の後に、学校紹介DVDを放映し、札幌日本大学高校を紹介しました。その後、ワイアケア高校の生徒から迷路を走る小型ロボットの操縦や、ロボットコンテストに出場したバスケットボールをゴールに入れるロボットなどを紹介していただき、実際にロボットの操縦を体験しました。
 また、歯ブラシに電動モーターを取り付けたシンプルなロボットを全員で作成し、いかに早く前進するか等を競い合いました。
 生徒達は、この海外研修を通じて、ワイアケア高校の生徒達との交流が一番印象に残った、とても楽しかったという感想が多くありました。
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SSH海外研修(ハワイ島 第3日目)

太平洋津波博物館 見学

 平成25年1月9日、太平洋津波博物館を訪問しました。博物館職員の方より、映像資料を用いてハワイ島ヒロの町が過去に二度も大きな津波に襲われたことを聞きました。一度目の津波は際には、警報システムが整っておらず、エイプリルフールとも重なったために人々の避難が遅れてしまい大きな被害になったとのことでした。ヒロの町が二度の大きな津波を経て、どのように復興していったのかを知ることを中心に、日本に住む我々にとって非常に有意義な見学となりました。
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イミロア天文学センター 施設見学

 ヒロの郊外にあるイミロア天文学センターは、天文学をわかり易くジオラマやビデオなどを使って、展示している天文学に特化した科学館です。特にこのイミロア天文学センターでのハイライトは、プラネタリウムと、日本の国立天文台が寄贈した4D2U(4-Dimensional Digital Universe)シアター。これは、ハワイ島ヒロ市から始まり、ハワイ諸島、地球、太陽系、銀河系、そして宇宙の果てまでを旅しながら、様々な天体の起源について最新のシナリオを紹介するというもので、宇宙の構造がどのようになっているか、そしてその構造がどのようにして形成されてきたかを迫力ある映像で楽しみながら理解することができました。
 また、見学にあたりグループに分かれ、ハワイ大学のボランティア学生5名が館内を案内してくれました。プラネタリウム講師のKumiko Usuda氏の解説は大変わかりやすく、将来、科学者を目指す学生にとって大切な心構えや考え方なども話して頂き、生徒たちは感銘を受けていました。
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すばる望遠鏡ハワイ観測所山麓施設 見学

 国立天文台ハワイ観測所は、1997年ヒロ山麓施設の完成とともに発足しました。山麓施設には、実験室、機械工作室、図書室、計算機室などがあり、120人程度のスタッフが望遠鏡の運用から天文学の研究や次世代の観測装置開発など広範囲の業務に携わっています。標高約4,200メートルのマウナケア山頂での作業は困難と危険を伴うため、望遠鏡から離れてできる作業は、この山麓施設で行われています。
 施設到着後、講義室でRamsey Lundock博士から「すばる望遠鏡と観測装置について」、田中壱博士から天文学の授業(すばる望遠鏡の最新成果と最遠の宇宙の様子)を受けました。果てしなく広がる宇宙の壮大さを感じながらも、日本の科学技術レベルの高さを実感できた研修となりました。
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マウナケア山 マウナケア・ステートパーク(標高2,000m)での天体観測

 ハワイ観測所山麓施設を後に、雨降りの中、バスは目的地のマウナケア山麓にあるマウナケア・ステートパークに向かいました。標高が高くなるにつれ、天候の不安は増していきましたが1,600mを過ぎた頃、突然視界が開け満天の星空が頭上に展開しました。
 バスの中で夕食をとった後、全員に防寒用のダウンジャケットが配布され観測開始。レーザービームポインターを使って星を指し、星座の位置関係などを確認した後、4台の天体望遠鏡を使って木星やオリオン大星雲などを観測しました。
 流星や人工衛星も確認でき、また日本からは観ることのできない南の星座や、低い位置にある北極星(北緯19度34分)を確認していました。各自が持参した双眼鏡で天の川を観たときは、あちこちから感嘆の声が上がっていました。2時間程度の星空観望でしたが、ハワイで観た美しい星空を心に焼き付けていました。
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