2022年11月7日（月）札幌日大中学校体育館にて、SSHとMLPの高校2年生の合同企画として、表記の行事を実施しました。講師として、東北大学 大学院医学系研究科・医学部 名誉教授 笠井 憲雪 氏、北海道大学大学院医学研究院附属動物実験施設 助教 土佐 紀子 氏に来校いただきました。
笠井先生からは、なぜ実験動物が必要なのか、実験動物を扱う上での注意や、動物の福祉の考え、実際に医学部で行われた豚を用いた実験などを学び、土佐先生からは北海道大学付属動物実験施設で飼育されている動物、とくにマウスとマーモセットの取り扱いについて学びました。
その後、SSHとMLPの生徒が4人一組のグループを作り、動物福祉から飼育環境を整えることのメリット、デメリットを動物視点、人間視点で考えるワークを行いました。講演会とグループワークを終えた後、生徒からは、身の回りの生活を支える様々な物が動物実験によってもたらされることや医学部で学ぶ知識を高校で学べたことに喜びを感じているといったものや、ワークを通して他者の意見から見分が広がったなどの感想が寄せられました。
