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一貫コース高1 オーストラリア研修旅行7日目 2月12日(日)

2023.02.13

 本日16:30頃、ファームステイ組が3泊のステイを終了してひと足早くメルボルンのホテルに戻ってきました。ホームステイ組は明日の朝合流します。今日はファームステイ組を中心に話をします。
 2月9日(木)にメルボルンから約100キロ内陸部にあるカイントンという人口約6千人の町にバスで向かいました。ここでは広い敷地をもつ沢山の農家が営んでおり、その農家に一家庭3〜5人でステイさせてもらいました。農家はとにかく家も広くて、一人ずつ部屋があることもあり、トイレやシャワー室も家の中に幾つもあるのが普通です。町の教会で各家庭にピックアップされファームステイが始まりました。
 その間各家庭でそれぞれ過ごしましたが、コロナ明けのはじめての団体ということで大変なおもてなしをしていただきました。ある家庭では、約10キロの山登りと丸太の橋渡りなどワイルドな生活を体験しました。生徒たちの日焼けがすごかったです。またある家庭では、犬とレースをしてドロドロになって生活を満喫しました。さらに別の家庭では、野生の動物見学ツアーに出かけ、カンガルー、ワラビー、ウォンバットなどを見ることができたようです。そして食事はどの家にも必ず屋外にあるバーベキューの施設で料理をして振舞ってくれました。
 今日のホストとのお別れでは女子のみならず男子までも心の優しさに感激して多くの生徒が涙を流すことになりました。お別れの後、メルボルン市内に戻り、有名なビクトリアマーケットや新しくできた港町ドックランズを見学して滞在するホテルに戻りました。
 そこで私は3日ぶりにファームステイ組に再会したのですが、みんな出来事を話したくて仕方ない様子でした。どの生徒も満足そうな顔、いい顔をしてホテルに戻ってきました。大満足のファームステイだったようです。たくさん話したいことがあるようなので、家に帰ったら保護者の方はたくさん土産話を聞いてあげてほしいと思います。
 オーストラリアは自然が大きな魅力の一つで、ファームステイではそれを体験しつつ、オーストラリアの家庭生活を知り、かつみんな親切で英語でたっぷりコミュニケーションできるという贅沢な魅力があります。異国の生活に触れることで日本が必ずしも常識ではないことがわかり、英語も意外と難なく通じることがわかったと思います。この経験が次の留学や自分の将来、そして自分の考え方の変化や自信につながればいいなと心から願っています。