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キャリア教育

キャリア教育について

1. キャリア教育とは

キャリアとは「個々人が生涯にわたって遂行する様々な立場や役割の連鎖及びその過程における自己と働くこととの関係付けや価値付けの累積」という意味があり、キャリア教育とは「生徒一人一人の勤労観、職業観を育てる教育」と定義づけられています。

また、「働くこと」については、職業生活以外にも家事や学校での係活動、あるいは、ボランティア活動などの多様な活動があることなどから、個人がその学校生活、家庭生活、日常生活等のすべての生活の中で経験する様々な立場や役割を遂行する活動として幅広くとらえることができます。

2. 本校におけるキャリア教育の位置づけ

キャリア教育を進路指導、進学指導ということを基本におきながら、広く「生徒の自分づくり、人生づくりのサポートをすること」、「将来の職業人、社会人として必要な力を育成すること」として位置づけています。

本校で実施している様々な教育活動をキャリア形成に必要な次の4つの柱で分類し、関連づけています。

<キャリア形成に必要な4つの柱>

(1) 出会いの場のセッテング

色々な職業の大人にふれ合うことで、「こんな人になりたい」、「こんな仕事がしたい」という人生の方向付けにつなげる。「出会い」や「ご縁」を大切にし、さまざまな職業の人を要請したり、こちらから出向いたりする。

(2) 夢づくり、自分づくり

自分自身と向き合うことを通して、自己理解を深める。自分の適性を知り、職業選択への道を広げる。

(3) 社会人としての基礎力の育成

さまざまな仕事をやり遂げる上で必要な基礎的な能力であるコミュニケーション力、チームワーク力、人間関係力、企画力・プレゼン力、情報活用力・問題解決力、耐力、マナー・社会性・自主性・自立性などを育成する。

(4) 職場・職業体験

実際の職場・職業に出向き、疑似体験を行う。

キャリア教育実践例

中1生の「夢発表会」

4月下旬、中1生の「夢発表会」が行われます。これは自分の夢や抱負を発表することを通して、自己認識、自己理解を深めるねらいで行われたものです。入学後間もないまだ緊張が残る時期でしたが、一人一人が自分のテーマをまとめ立派に発表しました。他の人の発表を聞くことにより、新しい仲間への理解を深めるきっかっけにもなっています。

夢発表会
夢発表会
中2職業体験学習

生徒が学校を離れ、いろいろな事業所での職業を体験させて頂くことによって、望ましい勤労観や職業間を身につけ、コミュニケーション能力を向上させることによって、社会的なルールやマナーを体得する、大変重要な行事です。
6月より始まり、9月には事前学習、10月の体験、更には事後学習、発表会へと進みます。
その事業所は、保育所、ホテル、農業体験、お店、銀行等多岐にわたり、実に多くの貴重な体験をさせて頂き、生徒にとっても圧倒的に人気の行事となっています。

中1生と中3生のチュータープログラム
中1生と中3生のチュータープログラム
中3中学研究論文

中学3年生全員が1年を通じて取り組む活動として中学研究論文があります。
各自が問題意識を持っているテーマに沿って、文献を読み調査を行い5000字の論文を仕上げます。
これは、大学受験時の小論文や大学入学後の卒業論文に向けて、論文を書き上げる経験をさせる目的で行っているものです。
4月にガイダンスを行い、5月にテーマを絞り、6月に章立てをして夏休みを中心に第1稿の執筆を行います。
その後担当教員と繰り返し原稿のやり取りを行い、3月には全員の原稿を論文集として発行しています。
2月には保護者の方にも来ていただいて論文発表会を開催しています。
執筆には苦労する生徒も多いのですが、充実感・達成感を味わえる活動です。

中1生と中3生のチュータープログラム
中1生と中3生のチュータープログラム
中1生と中3生のチュータープログラム

5月27日(水)、中1年生と中3年生の合同エンカウンターを行いました。
このプログラムは、中学3年生がチューター(支援者)となって、中学1年生と学校行事のガイダンスをしたり、交流活動をしたりするものです。年間を通じて計画されています。
今回はその1回目で「スゴロクトーキング」を行いました。これは、サイコロをふりスゴロク形式で決まったお題について、全員がそれぞれ話をするという活動です。
1年生にとっては、3年生と交流し学校生活をさらに充実させる機会になりました。
また、3年生には、上級生として役割を自覚し、人に教えることの難しさ・楽しさを体験する機会にもなりました。

中1生と中3生のチュータープログラム
中1生と中3生のチュータープログラム
高3進路ガイダンス

2015年5月18日(月)に高校3年生を対象に進路ガイダンスを行いました。
今回のガイダンスでは、「大学入試の基礎知識」をテーマに、大学入試の重要なポイントを○×クイズの形式で確認しました。
生徒達は、国公立大学や難関私立大学のAO入試、推薦入試、一般入試に向けた心構えや、センター試験などの出願の注意点など必死にメモをとって真剣に話を聞いていました。
2回目の進路ガイダンスは夏休み前に、3回目の進路ガイダンスは9月に行う予定です。

高3進路ガイダンス
高3進路ガイダンス
高1進路説明会

2015年4月25日(土)、高校1年生と保護者を対象に、進路説明会を行いました。
リクルートの方を講師にお招きし、今年度に迫った文理選択・科目選択を念頭に、「大学卒業後のキャリアを見据えた高校教育」と題した講演をしていただきました。
今企業が求めている人材像など、具体的に役立つ話題が多く、将来を考えるための貴重な材料となりました。

高1進路説明会
高1進路説明会
高1進路ガイダンス

2015年4月27日(月)、高校1年生を対象に、進路ガイダンスを行いました。
高校1年生が受検した「適性検査」の帳票を返却し、リクルートの方から、活用方法について説明をしていただきました。
「文理選択」は、「大学でどんな分野の勉強をしたいか」「得意教科は何か」「将来どんな職業に就きたいか」など、様々な判断材料があります。生徒たちは、今回受検した「適性検査」も判断材料の一つであることを認識する機会となりました。

高1進路説明会
高1進路説明会
国際アカデミー交流学習

2012年7月5日(木)、JCI(国際青年会議所)による国際交流が札幌で開催され、その事業の一環として本校が学校訪問を受けました。当日は約40ヶ国の代表が本校を訪れ、中学生と交流学習を行いました。体育館で行われた歓迎集会では高校ブラスバンドの演奏や柔道部、剣道部、皿回しの演技、中学生の全体合唱などが披露されました。生徒の心温まる歓迎の催しに各国の代表の方(デリゲイツ)から歓喜の声があがっていました。

午後からのデリゲイツを交えての交流学習では「貧困の問題や環境問題」などについて班ごとに話し合い、解決に向けて自分ができることを話し合いました。このときのようすは翌日の北海道新聞にも報道されましたが、生徒たちにとっては世界に目を向け、国際社会に貢献する意識を高めるという点で貴重な経験になりました。

国際アカデミー交流学習
国際アカデミー交流学習
夏休み選択講座

夏休みの選択講座では密度の濃い学習や普段できない体験学習などを行いました。今年の選択講座は社会では「裁判所見学」と「北海道新聞社見学」、理科では「航空力学」、「落下運動と空気抵抗」、「生物の進化」、「凝固点降下とアイスクリーム」、「豊平川のフィールドワーク」などを行いました。また、「保育士体験」、「介護・看護体験」、「救急救命講習」、「そば打ち体験」なども実施しました。それぞれのテーマに基づき興味関心を深める体験ができました。

保健体育
豊平川フィールドワーク
そば打ち体験
中2「生命誕生といのちの大切さ」の学習

2012年7月21日(土)、誕生学アドバイザーの渋谷容子さんを講師にお招きし、中2生を対象に「誕生学~命の始まり」をテーマとした講演会を実施しました。

講師からは「第二次性徴の精神的意味や身体的な変化、自尊感情と自己受容、他者受容、いのちの誕生と産まれる力のすばらしさ」などを映像教材を活用しながらドラマチックにお話ししていただきました。

後半はグループ毎に分かれて「自分にとって大事なことや物」を書き出し、優先順位を決めてその理由も含めて班から発表するというワークショップを行いました。また、身体に10㎏の重さのものを身につける「妊婦体験」と実際の重さの赤ちゃん人形の「抱っこ体験」も行いました。生徒からはさまざまな反響がありましたが、いのちの重さと自分の誕生の意味を振り返る機会になりました。

「生命誕生といのちの大切さ」の学習
「生命誕生といのちの大切さ」の学習
高校生のキャリア講演会
~常見陽平氏「未来を応援するメッセージ」

2012年9月8日(土)、人材コンサルタントの常見陽平氏をお招きし、「今、必要とされる人材」と題して講演会を行いました。講演では講師の常見氏からは高校生への応援メッセージをいただきましたが、講演後の質疑応答ではたくさんの質問が出され、活発な意見交換がなされました。また、講演後も控室に多くの生徒が訪問し、自分の悩みや迷いについて率直に相談する姿が見られ有意義な講演会となりました。

高校生のキャリア講演
高校生のキャリア講演のようす
キャリア講演会

隔年で、高校1,2年生を対象に「夢を叶えるコミュニケーション」をテーマにビジネスコーチの石川尚子さんをお迎えし、キャリア講演会を実施しています。

前半、脳科学的なことにも触れながら、「人間は自分自身と一番コミュニケーションをとっていること」、「言葉は大きな影響力をもつこと」、「脳は人称を識別できないこと」などから、ポジティブな言葉を普段から使っていると脳は自然とその言葉を認識し、言動や生き方、考え方までもがポジティブな方向に転換していくことが伝えられます。

後半からは2人1組になって、「近況報告」や「やろうと思ってできないこと」、「自分の長所をあげる」などのコミュニケーション実習を行いました。「やろうと思っていてできないこと」については「何故できないの?」と聞くより、「それはどうすればできますか?」と前向きの心(ポジティブな心)を引き出すように聞くことがじょうずな聞き方であることを教えていただいています。

生徒からも、「マイナスな口癖はやめよう」、「プラスのことをどんどん言うようにしよう」、「自分の目標や夢を口から発するようにしよう」、「できないことがあったらどうしたらできるのかと自分に問いかけてみよう」などの感想が寄せられ、大変有意義な講演会になっています。

福祉学習(盲導犬講習会)

中学生全学年を対象に北海道盲導犬協会から講師をお招きし、「盲導犬講習会」を実施ています。
この福祉学習は「ハンディをもった方々への理解を深め、社会や地域での自己の役割を考えること、そして、他者を思いやる心や共感する心を育むこと」をねらいとして昨年から実施しているものです。

当日は講師の方から視覚障害者に関するお話とビデオによる説明を受けた後、盲導犬が紹介され、その後、アイマスクをつけて、体育館の中で盲導犬の歩行体験を行いました。 「街で盲導犬を見かけたらさわったり、話しかけたりしないこと」、「盲導犬ユーザーの方には何かお手伝いすることはありませんかと勇気を持って聞くこと」などの話を聞いて、生徒も納得していたようでした。 歩行体験をした生徒からは、「光が見えないととても怖かったけれど、ゆずと一緒だったので、安心して歩行できました」という感想が寄せられました。

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