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本校のSSHの目的

大学・研究機関等との連携の下、知的好奇心の喚起及び醸成を図るとともに、科学的な疑問点の解決・実践に結びつけ、また地域特有の課題で世界に通用する科学者としての素養を磨き、かつ創造性・独創性及び科学的リテラシーを身につけ、地域社会及び世界に科学イノベーションで貢献できる人材を育成する教育プログラムの開発をする。

本校のSSHの概要

  1. 知的好奇心の喚起にとどまらず、好奇心解決の実践に結びつけ、さらには学力(三要素)の向上につなげていくプログラムの開発をする。
  2. 地域特有の課題から世界規模の課題に発展させ、世界に広く発信し世界で通用するコミュニケーション力・創造性・独創性及び科学的リテラシーを養成するプログラムの開発をする。
  3. 豊かな人間性や国際性、倫理観の醸成を計画的に取り組むとともに、それらを課題研究や学習に効果的につなげていくプログラムの開発をする。

教科内・外で充実する指導

SS基礎(基礎科学実験、SS数学、SS英語、SS倫理)などのほか、科学者を招聘しての全校科学講演会、日本大学などをはじめとする大学出前授業、フィールドワークやサイエンスツアーなどを通じて、科学者としての知識と心を育成するための取り組みを充実させる。

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北海道大学低温科学研究所を訪問

 平成25年6月27日(木)、1年8組(SSHクラス)の生徒が北海道大学低温科学研究所を訪問し、雪結晶の講義及び施設見学をしました。
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 所長の古川義純教授より、北海道大学の概要・魅力を聞き、宇宙実験(氷の結晶成長)に用いた微小重力環境による氷結晶生成の小型実験装置を目の前に講義を受けました。
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 ある生徒は、「雪結晶は本当に六角形なのか?」と疑問を持ったものもおり、知的好奇心を刺激することが出来たことと思います。また、約70万年前に南極大陸で採取された約3,000mの氷コアが保管されている-50℃の超低温保存室、氷コアの分析が行われる-20℃の低温実験室を見学し、研究員の方々より熱心に丁寧な説明をいただきました。
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 生徒達は、普段見ることができない大学・研究室の様子や、最先端の研究に触れることができ、目を輝かせていました。
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生徒の声

◆Voice1
『氷の結晶の研究は、普段私たちの生活に関係がないと思っていましたが、実感がないだけでとても役に立っていると知りました。北海道に住んでいることもあり、これからもっと身近な雪について調べたいと思いました。』
◆Voice2
『どのように研究に取り組んでいるかが分かり、これからの研究に約立てたいと思いました。』
◆Voice3
『様々な先端技術や、教授や大学院生のお話を聞けてすごく良い刺激を受けました。好きなことを研究していた教授の姿を見て、自分もそうなりたいと感じました。』
◆Voice4
『砂糖と洗剤という身近なものでも結晶がつくれるということを知ることができました。-50℃の部屋はとても寒くて、-20℃が温かく感じるほどでした。普段では体験できない貴重な体験ができ、とてもよかったです。』
◆Voice5
『すごく楽しかったです。シャボン玉で雪の結晶を見る実験など、先生方と“なんでこうなるのか?”一緒に考えて答えることが一番面白かったです。』
◆Voice6
『今回の施設見学で、いろいろなことに興味を持つことができました。特に、原子を一個一個好きなように動かすことができると聞いた時、とても驚き、なぜ動かせるのか、もっと知りたいと思いました。』
◆Voice7
『話を聞いたり、いただいたパンフレット見て、より北大に行きたくなりました。今、目標としているのは、理学部の地球惑星科学科なので、それに向かって頑張っていきたい。やる気がでました!』
◆Voice8
『中谷宇吉郎さんの実験装置を見た時に、なぜウサギの毛になったかを聞きました。「いろいろな毛で試しても成功しなくて、たまたま防寒着についていた毛を使ってやってみたら出来て、それがウサギの毛だった。」と聞いて、実験成功のもとはこんな所から生まれるのかと思いました。』
◆Voice9
『一番、興味を持ったことはシャボン玉液で結晶を作ったことです。感動しました。-50℃の部屋がすごく寒くて貴重な体験でした。説明いただいた研究者の方はすごいと感じました。説明もすごく聞きやすくて、楽しい方々ばかりで良かったです。』
◆Voice10
『研究所の方々が自らの仕事に自信を持ち、楽しんで研究をしていること、「科学者はいつもワクワクしているんだよ。」という言葉が印象的でした。』

フィールドワーク(生物)を実施 ~本年度、2回目~

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 平成25年6月22日(土)、1年SSHクラスの希望者12名と2年SSHクラスの希望者9名、及び科学部生徒6名で、今年第2回目となるフィールドワーク(生物)を実施しました。

 この活動は、ゴマシジミという蝶とそこに共生する昆虫・植物の生態を知る事を主な目的として、通算で4回目になります。
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 今回は、7月後半から羽化するゴマシジミの個体数調査の方法(ルートセンサス法)を知ること、また昆虫採集の基本的な方法を知るためにこのような実施を計画しました。
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 前回同様、小雨の降るあいにくの天気でしたが、雨の中に見られる様々な昆虫の種類と生態について、玉川大学坂本先生から詳しいお話を聞かせていただきながら、この時期羽化が始まっているベニシジミを採取・マーキングしてから、昆虫自体を傷つけないように離すという実習を行いました。

 その後、この研究フィールド内のアリの種類と数を調査するために、坂本先生、北広島森の倶楽部の皆さんと共に、捕獲トラップを仕掛けてじっと時期を待ったところ、様々なアリの姿が見られました。同じ地域でも水分量や日当たり、植生などによって分布しているアリの種類と個体数が変化していることが簡単に見て取れました。
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 また、クシケアリの巣を掘りゴマシジミ幼虫や女王アリ捕獲を行ったところ、今回は巣の中にゴマシジミ幼虫と女王アリがいました!これは今後、科学部生物班の活動の活性化に繋がる結果となります。

 こうしている内に天候も回復し、本日のフィールドワークを終了することができ、生徒達は満足げな顔をしてフィールドを後にしました。
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 ゴマシジミは、レッドリスト2011準絶滅危惧種に指定されている蝶です。今後も採取や生息環境をこわさないよう、貴重なフィールドがある北広島市で独自の研究を進めていきます。

北海道大学低温科学研究所長 古川義純教授による特別講義

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 平成25年6月20日(木)、1年8組(SSHクラス)のSS基礎の授業で、北海道大学低温科学研究所 所長 古川義純教授に来校いただき、特別講義『雪氷学研究の意義と最先端研究 宇宙で作る氷の結晶~ISS「きぼう」での無重力実験』を実施しました。
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 氷の結晶は、成長時の温度によって様々に姿を変えます。その不思議が、宇宙実験によって解き明かされるかの如く、古川先生の講義は次第に深まっていきました。
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 古川先生の師である、北海道帝国大学教授の中谷宇吉郎博士の研究の足跡や「雪は天からの手紙」との名言にも触れる等、雪結晶生成の基本理論を解くことに始まり、国際宇宙ステーションの日本実験モジュール「きぼう」での本格的な無重力実験を3ヶ月にわたり実施された氷の結晶成長実験を紹介していただきました。
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 古川先生の話をお聞きして、宇宙実験など最先端研究の実際とそれにかける夢やその魅力を感じ、生徒の志望進路の発見や進路実現へ向けて一層努力するきっかけとなりました。

生徒の声

◆Voice1
『地球での結晶は対流がおきてうまく成長しないが、宇宙では地上よりも形の良い結晶を
つくれることがわかった。』
◆Voice2
『宇宙には氷がたくさんあったり、結晶の六角形の理由、また雪の結晶と氷の結晶では出来方に違いがあるなどとても面白いお話がたくさん聞けて良かった。』
◆Voice3
『3cmの雪の粒があれば雪の結晶は300kmほどの大きさになることや「シンオドローム」という新しい単位を知ることができた。』
◆Voice4
『温度や湿度といった結晶ができる条件だけでなく、よりきれいな形をつくる条件などももっと詳しく知りたいと思った。』
◆Voice5
『今回の講義を通して、雪の結晶や氷の結晶の関係以外にも宇宙空間の特徴についてよく
理解することができました。また水分子の大きさの単位など、今まで知らなかった知識を得られる事ができて良かったです。』

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