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本校のSSHの目的

大学・研究機関等との連携の下、知的好奇心の喚起及び醸成を図るとともに、科学的な疑問点の解決・実践に結びつけ、また地域特有の課題で世界に通用する科学者としての素養を磨き、かつ創造性・独創性及び科学的リテラシーを身につけ、地域社会及び世界に科学イノベーションで貢献できる人材を育成する教育プログラムの開発をする。

本校のSSHの概要

  1. 知的好奇心の喚起にとどまらず、好奇心解決の実践に結びつけ、さらには学力(三要素)の向上につなげていくプログラムの開発をする。
  2. 地域特有の課題から世界規模の課題に発展させ、世界に広く発信し世界で通用するコミュニケーション力・創造性・独創性及び科学的リテラシーを養成するプログラムの開発をする。
  3. 豊かな人間性や国際性、倫理観の醸成を計画的に取り組むとともに、それらを課題研究や学習に効果的につなげていくプログラムの開発をする。

教科内・外で充実する指導

SS基礎(基礎科学実験、SS数学、SS英語、SS倫理)などのほか、科学者を招聘しての全校科学講演会、日本大学などをはじめとする大学出前授業、フィールドワークやサイエンスツアーなどを通じて、科学者としての知識と心を育成するための取り組みを充実させる。

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海外科学研修(ニュージーランド)1日目~2日目

 平成29年10月31日(火)~11月5日(日)にかけて、5泊6日のニュージーランド海外科学研修が行われました。昨年までは高校1,2年生のSSH選択生徒から希望者を募り、ハワイやアイスランドにおいて実施していた取り組みでしたが、SSHⅡ期目の初年度となる今年は高校1,2年生の全生徒から希望者を募り、14名の参加生徒がニュージーランドを訪問して、主に生物・地学分野についての体験学習を行いました。

10月31日(火)

 この日は新千歳空港から成田空港を経由してオークランドへの移動日となりました。日本との時差が4時間あり、機内泊となりました。
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11月1日(水)

 現地時間の9:05にオークランド空港に到着した後、入国手続きがありました。入国手続きを無事に終えた後は、すぐに国内線に乗り換えて、今回の研修目的地であるクライストチャーチへと向かいました。
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 クライストチャーチ空港到着後、空港から数分ほどのところにある「国際南極センター」を訪問しました。ここは南極周辺に生息するペンギン・アザラシ・クジラなどの生物に関する展示の他、ペンギン保護センターの役割を果たす施設であり、保護されたペンギンを観察することもできました。その後実際に南極観測隊の一員だった女性ガイドにより、南極での生活の様子についての質疑応答を行いました。さらにはコールドルームで-18℃を体験するなど、短時間ながらも貴重な経験ができました。
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「国際南極センター」のあとはクライストチャーチ市内にある「Quake City(地震博物館)」を訪問しました。ここは2011年に発生したカンタベリー地震の被害について、展示されている施設です。この地震では185名以上の方が亡くなるなど、クライストチャーチを中心に大きな被害を及ぼした活断層について学ぶことができました。
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海外科学研修(ニュージーランド)3日目

11月2日(木)

 この日はクライストチャーチ市役所を訪問し、前日学んだカンタベリー地震の詳しい被害状況と市街地復興についての講義を受けることから始まりました。
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 講義の後は、実際に市内に残る被災地を視察しました。復興が遅々として進まない市街地には大きくうねった地面のために居住禁止となった地域もあり、自然の大きなエネルギーのすごさと恐ろしさを実際にその目で見ることができました。
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 午後からは市郊外にあるRangiora NewLife Schoolを訪問し、現地生徒たちと国際交流を行いました。学校到着後、現地の生徒たちがマオリ族伝統儀式による歓迎セレモニーを行ってくれました。
 セレモニーの後はランチパーティーを行い、この日ホームステイする本校生徒たちのバディーとなる現地生徒が次々とやってきました。本校生徒たちはそれぞれ英語で自己紹介をしながら交流を図りました。
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 その後、午後の授業では本校生徒たちがパワーポイントを使って、英語で北海道や札幌日大高校についての説明を行いました。現地の生徒たちはそれらについて興味深そうに聞いており、最後には北海道や札幌日大高校に興味関心を寄せる生徒から大きな拍手を送っていただきました。
 発表後は現地の授業を体験し、放課後にはバディーの家族が学校まで本校生徒を迎えにきていただき、生徒たちはホームスティ先に旅立っていきました。
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海外科学研修(ニュージーランド)4日目~6日目

11月3日(金)

 この日朝、生徒たちはバディーの家族に送られて、学校に登校してきました。短い時間の中バディとの別れを惜しみつつ、生徒たちはこの日の目的であるニュージーランドの牧場と大規模農園へと向かいました。
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 この日最初の訪問地である牧場は、東京ドーム40個分ほどの面積の中で乳牛を飼育する牧場でした。ここでは搾乳にかかわるデータ集計などが、スマートフォンのアプリで一括管理されていたことを説明され、生徒たちの中から驚きの声が洩れました。ニュージーランドでは、牛乳の含有成分、特にタンパク質含有量などにより買い取り額が変わってくるため、酪農家たちは乳牛に食べさせる牧草にも工夫があること、また人工授精などにより、雌牛を計画的に妊娠させることで、牛乳の収量管理を行っていることなどを知り、科学的な根拠に基づいて乳牛が飼育されていることを知ることができました。
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 牧場のあとは、主に葉物野菜を扱う大規模農場を訪問しました。ここでは野菜の植え付けを大型機械によって効率的に行うとともに、場合によってはGPS搭載の無人トラクターを利用する場合もあるという説明を受けました。SSH選択生徒の中には夏休みのサイエンスツアーで訪問した帯広畜産大学で無人トラクターについて学んでいましたので、実際の農業現場で実用化されていることに感動を覚えていました。さらには出荷時期を調整するために、野菜の植え付け時期をずらすなど植物生理をうまく利用した方法に感心していました。
 牧場と農場の訪問を通じて、生徒たちは生物学や化学の知識が現場で生かされていることに気が付いたようです。
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 これらの施設を訪問後、再びクライストチャーチ市内に戻り、日本人建築家「坂 茂(バン シゲル)氏」が設計、建築に携わった「紙の大聖堂」を見学しました。この教会は紙でできた筒を用いて作られたもので、その丈夫な構造に生徒たちは驚きを隠せませんでした。
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11月4日(土)

 この日は、クライストチャーチ市から遠く離れたカイコウラ半島でホエールウォッチングを行いました。生徒たちはバスでニュージーランド南島にある国道1号線を北上し、地震のつめ跡を見ながら日本と異なる災害復旧状況を目の当たりにしました。カイコウラ到着後は、大きなボートに乗船して沖合に向かい、クジラの姿を探しました。最初はなかなか見えていなかったクジラも最後の方では船に並走する1頭が発見されました。
生徒たちはそのあまりの大きさに感動を覚えていました。クジラの観察後は下船したのち、アザラシのコロニーを観察するために海岸線沿いの生態調査も実施しました。海岸線の岩場にいる生徒は、日本と類似した貝類が生息していることがわかり、ニュージランドの森林の樹種とともに、北海道と類似している点が多々あることがわかりました。残念ながらアザラシの個体数は少なく、多くの個体を観察することはできませんでしたがわずか数メートル先にいる野生のアザラシを観察することができ、生徒たちも興奮していました。
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11月5日(日)

 最終日の朝、生徒は5:00にホテルをチェックアウトしてクライストチャーチ空港に向かいました。パスポート、出国カード、eチケットの確認をしっかりとして、まずはオークランド空港へ飛びました。その後15分程度の余裕しかない中で成田行きの飛行機に搭乗し一路成田に。成田到着後は、入国検査を受けて駆け足で新千歳空港行きの飛行機へと乗り換えました。飛行機がやや遅れたものの20:00過ぎに新千歳空港に到着した生徒たちは、ニュージーランドとの気温差に戸惑いながらも今回の研修を懐かしく振り返っていました。
 今回参加した生徒たちは、この後学校で今回の研修についての反省を行い、翌年3月には海外科学研修の報告会を行います。
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