SSH
SSH活動のトップへ SSHクラス SS基礎特別講義の様子
施設等見学・研修
実験・実習・授業
講義・講演
SSH通信

本校のSSHの目的

大学・研究機関等との連携の下、知的好奇心の喚起及び醸成を図るとともに、科学的な疑問点の解決・実践に結びつけ、また地域特有の課題で世界に通用する科学者としての素養を磨き、かつ創造性・独創性及び科学的リテラシーを身につけ、地域社会及び世界に科学イノベーションで貢献できる人材を育成する教育プログラムの開発をする。

本校のSSHの概要

  1. 知的好奇心の喚起にとどまらず、好奇心解決の実践に結びつけ、さらには学力(三要素)の向上につなげていくプログラムの開発をする。
  2. 地域特有の課題から世界規模の課題に発展させ、世界に広く発信し世界で通用するコミュニケーション力・創造性・独創性及び科学的リテラシーを養成するプログラムの開発をする。
  3. 豊かな人間性や国際性、倫理観の醸成を計画的に取り組むとともに、それらを課題研究や学習に効果的につなげていくプログラムの開発をする。

教科内・外で充実する指導

SS基礎(基礎科学実験、SS数学、SS英語、SS倫理)などのほか、科学者を招聘しての全校科学講演会、日本大学などをはじめとする大学出前授業、フィールドワークやサイエンスツアーなどを通じて、科学者としての知識と心を育成するための取り組みを充実させる。

学園ホーム高等学校ホーム > SSH

SSH特別講演会 ―発想の転換で不可能を可能へ―

 平成24年9月21日(金)、国際的に著名な数学者の秋山仁先生をお招きし、中学3年生と高校1年~3年生を対象に「発想の転換で不可能を可能へ」と題して特別講演会を実施しました。
ファイル 15-1.jpgファイル 15-2.jpg
 講演の中、秋山先生は自ら考案した手作りの多くの装置(数学教具)を使って説明してくださり、実験という“実際にかたちが見えるもの”を通じて生徒達は興味深く聴講していました。
 教具を用いながら、マンホールや車のタイヤの形を『おむすび形』にすることで、環境にも良く安全性も維持でき、数学を応用すれば様々な事ができ便利になることなど、「別の観点から見ることで新しい発見が出来る」ことを学びました。
ファイル 15-3.jpgファイル 15-4.jpg
 更に、数学がどのように実社会で応用され役立っているかということや、宇宙からの情報分析への応用、カメラの手ぶれ防止機能への応用など具体例を挙げながら、「相手のウソを見抜き正しく直すマジック」を取り入れて、興味深いお話をされました。また、楕円形の性質が体外衝撃波結石破砕術(ESWL)などに応用されている事の話では、楕円の焦点に置いた風船が破裂するなどの実験も披露してくれました。
ファイル 15-5.jpgファイル 15-6.jpg
 秋山先生より、「人生でやりたいこと、目標や志を決めてそれに向かって挑戦し努力を積み重ねれば、才能や実力は後から付いてくるものであること」、「苦手なものに挑戦することにより、新しい世界が開けてくること」、「秋山先生ご自身が高校時代は数学が苦手で、それに挑戦し続けることにより苦手意識を克服し、多くの定理や公理を見出すことが出来たこと」、「本をたくさん読んだり、芸術やスポーツ、人との関わりなど、人間としての裾野を広げることにより、将来の人生のピラミッドの頂点を高くすることが出来る」など、たくさんの励ましのお言葉をいただきました。

 講演は、終始和やかで楽しい雰囲気であり、途中ではアコーディオンを演奏しシャンソンも披露してくれて生徒達を魅了する講演会となりました。
ファイル 15-7.jpgファイル 15-8.jpg
 講演終了後、懇親の場を設けていただき、「努力をした人が皆成功できるわけではないが、成功した人は皆努力をしている。」という言葉が心に響きました。
ファイル 15-9.jpgファイル 15-10.jpg

Voice

 講演後のアンケートから、生徒の声を掲載します。

◆「自分の視野が広がったと感じました。数学のおもしろさや魅力を改めて知ることが出来ました。秋山先生の講演を聴いて、いろいろなことに挑戦できる高校生活が素晴らしいと思いました。様々な秋山先生の発想の転換は、私にとって良い刺激になり、これからの課題研究にも参考にしたいと思います。私も先生のように、努力で自分の道を見つけていきたいです。」

◆「とっても楽しかったです。CDの話やまとめて切った紙の話など、今まで知らなかった話ばかりなので、とても興味深く聞くことが出来ました。今まで平面的に教科書で見てきた図や、ただ覚えるだけに終わっていた公式をつきつめていくと、こういう意味なんだということが分かって良かったです。」

◆「この講演を聴く前までもっていた数学に対しての苦手だと思うこと、面白くないと思うことがなくなり、数学の楽しさを知りたいな、面白そうだなと感じました。」

◆「数学に限らず、ものの見方を変えて新しい視点で見ることが発見につながるという言葉が心に残りました。」

◆「自分は数学が苦手で面白みがないものだと思っていたが、今回の講演で数学というものを実験というかたちで見ることが出来て、自分の中の数学のイメージが大きく変わりました。」

 

サイエンスキャンプに参加

ファイル 25-8.jpgファイル 25-7.jpgファイル 25-6.jpgファイル 25-5.jpgファイル 25-4.jpgファイル 25-3.jpgファイル 25-2.jpgファイル 25-1.jpg

 平成24年9月15日(土)・16日(日)の2日間に渡り、道立教育研究所附属理科教育センターで行われた「サイエンスキャンプ」に、1年生6名が参加しました。
 ゼオライトを用いたイオン交換反応の実験や、ワラジムシの交替性転向反応について、自作の迷路を用いて観察実験を行いました。また、ビー玉と試験管を使ったスターリングエンジンを製作しました。
 更に、SSH校の交流の一環として、サイエンスバトルが行われました。理科センターの先生方が作成した問題に、各校混合チームで取組み、制限時間内で回答し、それを全員の前で説明する体験型交流会を行いました。

フィールドワークⅠ(地学)を実施

 平成24年9月8日(土)に、1年SSHクラスでフィールドワークを行いました。前日にスライドを見ながら、札幌周辺の地形の特徴や地質の歴史、及び本校周辺の地形との関係などを理解する事前学習を実施しました。
 今回のフィールドワークでは、札幌の中心を流れる豊平川の歴史と本校周辺の地形史との関係を学び、断層の観察、石英斑岩採集、化石採集、札幌軟石の観察、札幌の地形の観察等を行いました。

観察地点と学習内容

1.藻南公園

ファイル 18-1.jpgファイル 18-2.jpg
・河岸段丘、海底火山堆積物(ハイアロクラスタイト)、札幌扇状地の基盤(泥岩)、川底断層の観察
・石英斑岩採集

2.砥山(八剣山)

ファイル 18-3.jpgファイル 18-4.jpg
・砂岩、泥岩の互層、断層の観察
・化石採集
・石英斑岩採集

3.小金湯温泉

ファイル 18-5.jpgファイル 18-6.jpg
・サッポロカイギュウ発見の地層観察
(アイヌ文化交流センター内、見学)

4.常磐軟石採石場

ファイル 18-7.jpgファイル 18-8.jpg
・支笏火山噴出物、札幌軟石(溶結凝灰岩)の観察と石材の切り出し体験
※辻石材工業株式会社様にご協力いただきました。

 この身近にある環境でのフィールドワークは、“地形や地質の歴史的視点を持って見ることで新しい発見がある”ことを数多く体験できました。私達が生活する自然や地形にも歴史があることを学び、地層の広がりやおいたちを学習しました。

Voice

実施後のアンケートから、生徒の声を掲載します。

◆「できたての大陸である日本の北海道で、昔の地球を探検できてよかったです。今回のフィールドワークⅠで自分に足りないものを見つけることができました。」

◆「今回、石英斑岩や貝の化石の採集をしてみて、想像していたより面白かった。こんなにも身近に化石があって採集できることに驚いた。地層や化石を見つけることで地球の歴史を少しでも知ることができたようで嬉しかった。」

◆「今まであまり関心のなかった、化石・岩石がこのフィールドワークを通して、だんだん興味深いものになっていきました。今回見つけた化石・岩石についても、自分なりにこれから調べていこうと思います。貴重な体験ができました。」

◆「身近な所に太古の地層があって、そこからたくさんのことが分かることに興味を持ちました。地層を見るだけでいつ頃、どこで、何があったのかが分かるということが今回の発見となりました。」

◆「札幌に、見学したような地層があり海であったこと、過去の噴火であれほどの火山噴出物が堆積していたことなど、知らないことが多かったため知識が増えました。また、地質の調査の難しさなど体験して分かったことの2つを新たに知ることができました。」

◆「火山灰が堆積した凝灰岩を触ることができました。今回、自然の力がすごく大きいものだと改めて実感しました。」

◆「普段通学で利用している道や、道路のアスファルトの下などにも地球の歴史が感じられる岩石、地形があると思うと調べてみたいと思った。ただの石だと思っていたものでもルーぺでよく見てみると色々な鉱物があって驚いた。」

ページの先頭へ

<施設等見学・研修> <実験・実習・授業> <講義・講演> <SSH通信>